こちらは、5月24日に京急ファインテック久里浜事業所で行われた京急ファミリー鉄道フェスタ2015の左半分のスペースで展示されていた、1500形の8連である1713Fです。
この編成は、京急初のVVVF車である1700番台の3編成目として、1992(平成4)年2月に川崎重工業で製造された編成であり、昨年のイベントで展示されていた1707Fと同期の車両でもあります。
1500形の8両固定編成は、6両編成への組み換えにより、新製時からVVVF車である1700番台の6編成が残ったけど、新2012(平成24)年9月24日に追浜~京急田浦間で発生した土砂崩れによる脱線事故により1701Fが廃車となり、5編成だけと影が薄くなっています。
最終増備車である1731Fは、6両のみ完全新製され、1637F(現、1585F)から捻出されたサハ1913,1914号車が組み込まれていました。
これらの5編成は、成田スカイアクセス線乗り入れに対応しておらず、地下鉄乗り入れでは、600形や新1000形と比べて影が薄いのもそのはずであります。
行き先表示は、エアポート急行羽田空港と、8連はもちろんのこと、6連でも見られる組み合わせとなっています。