Quantcast
Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

京王競馬場線2

$
0
0




続いては、先月(11月)19日に、東府中駅で撮影した、京王競馬場線の7000系のワンマン車両(7421F)です。

東府中駅は、3面4線の駅で、一昨年4月10日に橋上駅舎化されています。同年10月8日には、駅構内の店舗街である京王リトナードも開設されていました。

それまでは、北口と南口に分散され、地下道で結ばれていました。6000系が走っていた頃にこうなっていたし。

東府中駅での競馬場線は、平日の初電を除いた列車と土休日の夜間に7000系の2両編成によるワンマン運転が行われる場合は専用の1番線、平日の初電と、土休日の朝から夕方までの間は2番線(京王線の下り待避線と兼用)から発着しています。

2番線からは、1番線に停車中の2両編成のワンマン列車を全体的に撮影することが出来るので、この場所で6000系を撮影したことがありました。

東府中駅の北側には、大手タクシー会社である東都自動車の直営である府中自動車教習所があり、駅から近くて通いやすい自動車教習所と言われています。教習車や表示などにも、タクシーや東都観光バスと同様の東都自動車グループのロゴマークが入っているし。

上りホーム(4番線)からそのコースが見えるのもその為であります。

東都自動車直営の自動車教習所は、府中のほか、北足立自動車教習所(足立区入谷)、東大宮自動車学校(さいたま市北区、大宮総合車両センター(東大宮センター)の横)にもあります。

更に北側には、府中の森公園、府中の森芸術劇場、府中市美術館があります。

府中の森芸術劇場は、那須野が原ハーモニーホール(栃木県大田原市)、栃木県総合文化センター(宇都宮)、彩の国さいたま芸術劇場(与野本町)、埼玉会館(浦和)、松戸市民劇場、千葉県文化会館(千葉市中央区)、千葉県東総文化会館(千葉県旭市)、東京芸術劇場大ホール(池袋)、世田谷パブリックシアター(三軒茶屋)、中野サンプラザホール、紀尾井ホール(ホテルニューオータニ付近、四ッ谷、麹町など)、津田ホール(千駄ヶ谷、津田塾大学千駄ヶ谷キャンパスに隣接)、渋谷公会堂、横浜アリーナ(新横浜)などと共に、音響家が選ぶ優良ホール100選に選ばれています。

京王7000系は、1984(S59)年から1996(H8)年に掛けて、改良を重ねながら190両が製造されていたけど、東武鉄道の10000系列と同期に製造された為に、似ているところがあります。

1984(S59)年3月9日のデビュー当時は、グリーン車(緑色の車両で、JRなどの特別車両とは無関係)として親しまれていた2000系列の置き換え用として導入された各停専用だった為に、5両編成となっていました。当時の帯は、臙脂色となっていたし。

5両編成として導入されていた編成は、7001~7012F(うち、7011Fと7012Fは1986(S61)年3月、その他は1984(S59)年に導入されていた)で、7001~7005Fは6両編成(4両編成と組んだ10両編成で使われることが多い)、7006~7012Fは8両編成となっていたけど、7702Fと7711Fは4両(7806Fと7811Fへ)、7715Fは6両(2代目7011Fへ)、7712,7713,7714,7710Fは10両(7026,7027,7028,7029F)へそれぞれ組み換えられていました。

これらの組み換えにより、新造車を導入することもなく、最後まで残されていた6000系の置き換えが可能となっていました。

7013~7015Fのうちの8両は、1986(S61)年に、コルゲート車体の8両編成として導入されていたし。

7000系で、1996(H8)年に2両増結の上で10両化された編成である7021~7025Fは、1987(S62)年から1991(H3)年に掛けて8両編成5本から導入されたビードプレス車体の後期型であります。

4両編成は、7801~7805Fが、1993(H5)年から1994(H6)年に掛けて導入されたビードプレス車体の完全新製組で、7801Fが、6022Fに代わる動物園線専用のラッピング電車、他の編成が6両編成と組んで10両編成で運転されているけど、7801Fが使えない時には、ワンマン対応で、非ラッピング編成の7802Fによる代走が行われています。

7000系の2両編成は、1994(H6)年に、7421~7425Fの5編成が導入され、7421,7422Fは主に平日と土休日の夜間の競馬場線、その他の編成は、7000系または9000系の8連と組まれた上での10両編成に使われています。

これらの編成が、VVVF化される前(界磁チョッパ制御時代)は、9000系の8連との回路的に相性が悪かったので、専ら6000系の2連との連結運転となっていました。

6000系の全廃及び、7000系のVVVF化により、その問題が解決されていたので、9000系の8連と7000系の2連との組み合わせが見られるようになっています。

7421Fと7422Fは、競馬場線だけでなく、10連での運用にも使われているので、新宿寄りの先頭車に、京王仕様の女性専用車のステッカーが付いています。

7000系のVVVF化は、2003(H15)年から、2012(H24)年に掛けて、全編成に対してリニューアル工事に並行して行われていたけど、先行的にリニューアルされた編成も対象となっていました。

最後まで界磁チョッパ制御で残されていた編成は、7803Fで、2012(H24)年8月19日に調布駅付近が地下化された後も、入場直前で走っていたことがありました。こちらは、都営10-000形や10-300R形(乗り入れ車)を除いた直流モーター車で唯一調布駅付近の地下区間を走った編成であったし。

京王では、井の頭線を含めた全線でATC化、全車両でVVVF化が進められていたけど、それ以前の省エネ化の一環として、6000系の初期型車両(抵抗制御車)が、2011(H13)年の9000系の導入を待たずに、1998(H10)年から1999(H11)年に掛けて、8000系によって優先的に置き換えられていました。

京王7000系は、競馬場線で2両編成として使われていることはもちろんのこと、京王線系統の10両化促進にも貢献した車両でもあります。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

Trending Articles