10月24日は、くぬぎ山車両基地でのイベントの後、くぬぎ山から、八柱(JR武蔵野線の新八柱駅への乗換駅)まで、新京成電鉄のピンク色の新塗装編成である、8802Fに乗ることが出来ました。
こちらは、1988(昭和63)年に、8連の8848Fとして日本車輌で製造されていた編成で、2007(平成19)年2月に京成千葉線乗り入れ対応と共に6連化されていました。
初年度である2006(平成18)年度に6連化された編成は、8801~8804Fの4本であり、8801Fは初代8808F、8802Fは8848F、8803Fは8872F、8804Fは、これらの編成から捻出された中間車から組成され、先頭車改造されています。
2011(平成23)年には、8800形の6連化が再開され、2011(平成23)年度には、 初代8816Fから8805F、8824Fから8806F、8832Fから8807F、これらの編成から捻出された中間車から2代目8808F
2012(平成24)年度には、8840Fから8809F、8856Fから8810F、8864Fから8811F、これらの編成から捻出された中間車から8812F
2013(平成25)年度には、8880Fから8813F、8888Fから8814F、8896Fから8815F、これらの編成から捻出された中間車から2代目8816Fが組成されています。
これをもって、新京成の8800形の6連化が完了し、8900形が昨年9月まで8連で残されていました。
前面スタイルは、非貫通で、左側に行先表示、右側に車両番号表示となっているので、8000形と同様であります。
1986(昭和61)年2月26日のデビュー当初からVVVFインバータ車であるので、千葉県並びに関東地方の直流1500V路線の新規製造車両で初めてのVVVF車として話題になっていました。
関東の大手私鉄初のVVVF新造車である東急の9000系(現在は大井町線で活躍している)は、同年3月9日にデビューしていたし。
新京成線で、全てVVVF化されたのは、一昨年2月8日のことで、VVVF化の対象から外され、界磁チョッパ制御のまま残されていた8516Fの廃車をもってこうなっていました。
新京成8800形のうち、京成千葉線乗り入れ対応の編成は、8801~8804,8808,8811,8812,8816Fであり、先頭車改造により組成された4編成が全て京成千葉線乗り入れ対応であることが分かります。
8800形の京成千葉線乗り入れ非対応編成は、8900形と同様に、新京成線専用となっているし。
新京成の新塗装は、ホワイトとピンクのツートンであり、前面にも新京成の新CIロゴがあります。
側面には、京成グループの証であるK'SEI GROUPのロゴも付いているし。
昨年12月6日には、前原~京成津田沼間で、1号型ATSからC-ATSに更新されているけど、カーブの多い区間なので先行導入されたのもそのはずだし。
八柱駅は、JR武蔵野線への乗換駅であり、新京成の八柱駅側が、地上ホームの橋上駅舎、JRの新八柱駅側が、地下ホームの地上駅舎となっており、駅舎が隣り合っています。
読み方は、新京成の八柱駅がやばしら、JRの新八柱駅がしんやはしらと異なっているので、西武池袋線の江古田(えこだ)駅と、都営大江戸線の新江古田(しんえごた)駅と似たような状態となっています。
新京成の松戸駅は、東側にある1面2線の駅で、JR線との乗換が楽であります。
松戸の次にある上本郷駅には、新京成鉄道模型館があったけど、2012(平成24)年4月8日に閉館となったのが残念であります。
新津田沼駅は、イオンモール津田沼、イトーヨーカドーの津田沼店、ミーナ津田沼に隣接した2面2線の駅であるけど、JRの津田沼駅と離れているので、乗換には約5分~10分程度掛かっています。
新津田沼~京成津田沼間は、未だ単線であり、カーブにより速度制限があることから、朝ラッシュ時には、新津田沼折り返しの列車が設定されています。
このように、新京成線で、ピンク色の電車に乗ることや、撮影することが出来て良かったです。