昨年12月8日は、東急世田谷線の三軒茶屋駅で、幸せの黄色塗装の306Fを撮影しました。
こちらは、2011(H23)年11月に、何度も話題にしている都電荒川線の8810号車と共に、幸せの黄色い電車キャンペーンのステッカーが付けられていたことがありました。
この306Fは、2000(H12)年12月に導入された編成で、2002(H14)年の鉄道友の会によるグローリア賞の受賞記念列車としても使われていました。
東急世田谷線の300系は、10編成で、編成毎に色が異なっているのが特徴となっています。
300系は、1999(H11)年7月11日に、量産先行車である301F(現在は玉電の200形風塗装)がデビューし、翌年の2000(H12)年3月に302Fが導入されたことにより量産化され、2001(H13)年3月までに10編成導入されていました。
こちらの台車や機器の一部は、1994(H6)年から1996(H8)年に掛けて足回り品が交換されていた70形や80形(緑色の旧型電車)から流用されています。
東急世田谷線は、1969(S44)年5月の玉川線(玉電区間、渋谷~二子玉川園間の廃止)まで、玉川線の支線として扱われ、渋谷~三軒茶屋~下高井戸間での直通運転が行われていました。
玉川線が廃止されてからは、三軒茶屋~下高井戸間が世田谷線として存続され、世田谷線の三軒茶屋駅が、独立した2面1線の駅に変わっていたし。
1992(H4)年11月11日には、三軒茶屋駅周辺の再開発工事により、西太子堂駅寄りに仮移設されていたけど、1994(H6)年5月に東急世田谷線に初めて乗りに行った時に仮駅だったことを覚えています。
あの時は、三軒茶屋仮駅と西太子堂駅との間が非常に近かったし。
1996(H8)年11月15日には、再開発工事の進捗により、現在の場所に移設されていました。
現在の三軒茶屋駅は、キャロットタワーに隣接する、ドーム状の屋根で煉瓦造りの駅で、撮影ポイントともなっています。
この時に編成全体を入れて撮影することが出来て良かったです。