11月28日は、藤沢から江ノ島まで、江ノ島電鉄(江ノ電)の1000形1002Fによる嵐電塗装に乗りました。
江ノ電の嵐電塗装は、2009(平成21)年10月14日に、京都府の京福電気鉄道(嵐電)との姉妹提携記念により、1000形1500番台(カルダン車)の1502Fに施されたのが最初であり、当初は薄茶色と緑色の旧塗装となっていました。
昨年は、1502Fの更新入場により、嵐電号が1002Fにバトンタッチされ、ようやく現行の京紫色となったのであります。当時は、江ノ電と嵐電の姉妹提携5周年を迎えていた時だったし。
江ノ電と嵐電による姉妹提携が行われた理由は、古都を走る路面電車風の電車であり、どちらも観光の足としても使われているからであります。
京都の嵐電側では、モボ631形の631号車が現行の江ノ電塗装と同じ色となり、江ノ電号として活躍しているけど、昨年には、5周年記念によりリニューアルされています。
1002Fは、江ノ島鎌倉観光の時代の1979(昭和54)年に1001Fと共に導入された48年ぶりの完全新製車であり、吊り掛けモーター車となっています。
1001Fは、2009年に登場当時の塗装に戻されていたけど、今年になってからは20形と同じ江ノ電標準塗装に戻されています。
当時の江ノ電は、1000形旧塗装、1501Fサンライン塗装、1502F旧嵐電塗装があったので華やかでした。
この日の1002Fは、藤沢寄りに連結されていたけど、鎌倉寄りには1101F(スキップえのんくん号)が連結されていました。江ノ島からは交換による停車時間を利用して1101Fに移り、極楽寺まで行ったのであります。
嵐電塗装には、嵐電のマスコットキャラクターであるあらんちゃんが描かれているので、えのんくん(江ノ電のマスコットキャラクター)+あらんちゃんのコラボとなっていたし。
行先表示は、明朝体表示のフルカラーLEDタイプであり、季節ごとに変わる表示となっているのが特徴であります。
この日は、秋だったので秋バージョンとなっていました。
江ノ電の藤沢駅は、1974(昭和49)年6月7日に高架化された1面1線の駅で、ドーム状の屋根が特徴であり、良い感じで撮影することが出来ます。
こちらは、小田急百貨店の藤沢店(旧、江ノ電百貨店)に直結しているし。
江ノ電百貨店が藤沢小田急→小田急百貨店に譲渡され、新宿、町田に続く3店舗目となったのは、1985(昭和60)年3月2日のことであり、江ノ電の親会社である小田急電鉄の系列で、知名度の高い小田急ブランドが生かされるようになったのであります。
当初は、小田急百貨店の子会社だった藤沢小田急による営業となっていたけど、現在は本体である小田急百貨店に吸収合併されています。
この日は新宿から小田急線で藤沢まで行き、江ノ電に乗り換えた時に偶然この嵐電塗装に当たっていたので、とても嬉しかったと思っています。