続いては、先月6日に、高崎駅で撮影した、651系1000番台のクハ651-1006F(元スーパーひたち号のカツK109編成の7両編成)による試運転列車の反対側(上野寄り)と試運転の幕です。
前面はLED式で、側面は幕式のままなので、白とグレーの前面や、先頭車のJRマークと共に常磐線特急(スーパーひたち、フレッシュひたち号)で使われていた頃の面影があります。
その試運転は、熊谷~新前橋間で行われていたので、高崎駅では、営業運転に使われなくなった1番線に到着していました。
高崎駅の1番線は、かつて旧あさま号の下り列車などに使われていたけど、1997(H9)年9月30日に旧あさま号や白山号が廃止されてからは必要性が薄れた為に、2004(H16)年10月に廃止されて通過線扱いとなっていました。
現在使われているJR高崎駅の在来線ホームは、2~8番線で、3番線は、4番線の倉賀野(高麗川)寄りにある八高線(高麗川~高崎間)専用の切り欠きホームとなっています。
高崎駅では、2005(H17)年7月3日に、西口と東口で分かれていた在来線の改札口が、現在の正面に纏められてからは、1番線部分に柵が掛けられて、上信電鉄線の乗り場(0番線)への連絡通路となり、改札口も独立していました。1番線や上信電鉄線の乗り場へと至る階段が改札外の階段となったのもその為であるし。
1番線側にある立ち食いそば屋(高崎弁当、たかべん)では、1番線が使われていた頃には、改札内と改札外のスペースに分かれ、両方からアクセス可能となっていたけど、改札内スペースだった場所が自由通路化された後もその名残があります。
高崎駅の立ち食いそば屋では、ラーメンが美味しいです。
ここのラーメンは、チャーシューやナルト、メンマ入りの昔ながらの中華そばの味わいがする醤油味で、そのスープは、豚骨や鶏ガラのほか、弁当作りの時に発生した肉や野菜のクズが有効に使われており、週刊朝日にも載っていたほどの有名店となっています。
駅ホームでの立ち食いラーメンと言えば、東武線の西新井駅(スカイツリーラインの下りホーム)と春日部駅(野田線ホーム)を思い出すけど、こちらはラーメン専門店で、コロッケや卵をトッピングすることも出来ます。
2005(H17)年10月15,16日に上野~横川間で489系ボンネット車で運転されていた懐かしの特急白山号では、横川での折り返し間合いに高崎駅の1番線まで回送されていたこともありました。2005(H17)年10月15日に横川まで行った時に珍宝僧氏の紹介によりひっぐ~氏と出会ったという思い出がありました。
当時は高崎から横川までそれに乗っていたし。
その翌年にひっぐ~氏と一緒に石川県の金沢まで行けたのは、白山号の本来の終着駅であったことの縁もあります。
常磐線を駆け抜けていた651系が、高崎線に移るということで新鮮さを感じるようになります。