こちらは、4月15日に、都電荒川線の大塚駅前電停で撮影した、5月に営業運転開始予定の7000Rこと7700形の7701号車(旧、7007号車)の回送列車の早稲田からの折り返しです。
改造前の7000形は、パンタグラフが中央にあったけど、改造により8500形以降と同様に端に移されています。
これにより、車両の向きによってパンタグラフが前に出てくるようになったけど、この日は大塚駅前→巣鴨新田間(大塚駅の北側)での信号待ちの時に、青空をバックにパンタグラフ側の正面を撮影することが出来ました。
7700形は、元7007号車と7026号車の2両を含めた8両が改造される予定であり、初期の2両が緑色、今後はえんじ色と青色(9000形と同じ色)が3両ずつ導入されることになります。
運用離脱された7015号車と7031号車は、北館林ではなく、京王重機整備の北野事業所に運ばれていたので、7700形に改造されることになるし。
LED表示は、種車の書体とは異なり、8802号車で試用された書体(オージ製)となっているので、終電に入った時には、終電○○の表示となります。
7000形は1977(昭和52)年から1978(昭和53)年に掛けて、31両が車体が乗せ替えられた後、1987(昭和62)年から1991(平成3)年に掛けて25両が冷房化に伴う車体更新が行われ、2002(平成14)年から2006(平成18)年にLED化等により23両が車体再更新され、今回7007→7701号車を含めた8両が7700形として車体再々更新となった(なる)のであります。
今回は台車や制御機器が一新され、8900形に準じたVVVFインバータ車となったので、旧7000形から受け継がれた吊り掛けモーター車でなくなっているし。
冷房化及び車体再更新の対象から外された7000形のうち、7009,7017,7021,7028号車の4両は、モ3500形として豊橋鉄道市内線(愛知県)に譲渡されたけど、吊り掛けモーター車で残ることになります。
5月21日に、ステーション♪がセカンドステージ(メンバー全員が入れ替わっている新体制)となり、秩父鉄道のイベントで初お披露目となるけど、ステッシャー(ステーション♪のファン)のうち、セカンドステージに移行された後も継続するステッシャーを、都電の7000形から7700形に更新されることに例えたくなります。
自分(しゃもじ)もその一人であり、セカンドステージ移行後もステッシャーを続けることになるし。
5月15日には、都電7700形の試乗会が25組50名様で行われるけど、1人での申込が出来ないので注意が必要となります。
こちらは5月6日必着が締切となるし。
自分(しゃもじ)はその試乗会に申し込まないので悪しからず。
なので今月中に予定されている営業運転開始を気長に待つことにします。
このような緑色のレトロ塗装は、7000形から更新された7700形にも似合っていると思います。
6月の路面電車の日イベントでは、7700形が8900形と共に展示されることが予想されています。