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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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東急バスの園02系統(上町線)のUDスペースランナーJP

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7月2日は、田園調布駅から世田谷区民会館まで、東急バスのT808(品川200か19-94)号車の日産ディーゼル(UD)スペースランナーJP(PDG-JP820NAN)による園02系統(東急バス上町線)に乗りました。


この時に乗ったT808(品川200か19-94)号車の日産ディーゼル(UD)スペースランナーJP(PDG-JP820NAN)は、2008(平成20)年12月に、上町線などのナロー化により弦巻営業所に配置された車両で、同年6月と7月に導入されたT800~807号車と同じ仕様となっています。


エンジンは、三菱ふそうの6M60T1型(直6の240PS)であり、OEM供給車である三菱ふそうエアロミディ-Sにも搭載されているので、エアロミディ-Sに関しては、西工車体の三菱ふそう車と言ってもいいほどであります。


大型バスの三菱ふそうエアロスター-S(東急バスの淡島、瀬田、目黒、弦巻の各営業所にもある)は、UDのスペースランナーRAのOEM供給車であり、エンジンは、UDのMD92TJ型(300PS、TJと言っても東武東上線とは無関係)となっているので、UDもどきの三菱ふそう車(エアロスペースランナー)となっているし。


田園調布駅からは、東急東横線や目黒線に乗らずに、東急バスの園02系統に乗り継いだ理由は、世田谷線に寄り道したかったことに加え、未だ乗ったことのなかった路線だったからであります。


東急バスの上町線は、上町を通ることが由来であり、阪堺電車の上町線(天王寺駅前~住吉間、こちらはうえまちせんと読む)とは無関係であるし。


田園調布駅では3番乗り場から発車。


田園調布駅からは、園03系統のほか、1982(昭和57)年6月まで、グランド線の駒沢大学循環バージョンである園05系統(田園調布駅→駒沢大学駅前→深沢不動前→田園調布駅循環、駒沢循環線)も出ていたこともありました。


1998(平成10)年3月までは、京浜急行バスによる園11系統(田園調布駅~洗足池、池上駅前、大森駅、平和島駅、大鳥居駅経由~羽田空港旧ターミナル(のちの旧国際線ビル)間の路線も出ていたことがあったけど、利用客が少ないことにより、沖合の新ターミナルまで延長されることもなく廃止されていました。


こちらは、1976(昭和51)年12月まで、東京急行バス(現、東急バス)の池上営業所との共同運行が行われていたこともありました。


池上営業所は、大田区中央(大森駅と池上駅の間)にある営業所で、UD車の比率が最も高い営業所でもあったし。


田園調布を出た後、左折し、環八通り通ってから右折し、玉川田園調布へ。


玉川田園調布から田園調布駅間は、一方通行となっているので、渋11系統や園01系統も同様のルートとなっています。


渋11系統は、出入庫運用として、渋谷駅西口→都立大学駅前間、田園調布駅→三宿間もあります。


奥沢六丁目を出た後、渋11系統のルートと別れて左折し、東急大井町線に跨がる踏切を渡ってから九品仏(くほんぶつ)駅前へ。


大井町線の九品仏駅は、等々力駅と同様に構内踏切に挟まれた駅舎のある1面2線の駅であり、溝の口寄りの1両のドアが締切扱い(ドアカット)となっています。


かつて戸越公園駅で、大井町寄りの2両のドアが開かなかったことがあったけど、現在は解消されているので、大井町線でのドアカットは、九品仏駅だけとなっているし。


九品仏の由来は、周辺にある九品仏浄真寺に、阿弥陀如来像が9体安置されていることであります。


奥沢七丁目交差点で右折し、駒八通を北上してから等々力七丁目(産能大前)へ。


ここから左折→右折し、上野毛通りという裏道に入りました。


この時に、東京都市大等々力キャンパスの前を通っているので、園02系統が、黒02系統(目黒駅~二子玉川駅間、清水線、目黒営業所所属)と同様にアクセスに使われています。


玉川署裏で右折し、用賀中町通りを北上してから用賀駅へ。


神学院前は、聖公会神学院の前であり、清泉インターナショナル学園もあります。


用賀駅付近で左折してから用賀駅バスターミナルへ。


用賀駅バスターミナルは、1994(平成6)年1月に、世田谷ビジネススクエア前に出来たバスターミナルで、園02系統(田園調布駅~用賀駅経由~世田谷区民会館間)、恵32系統(用賀駅~恵比寿駅間、エビス線)、用01系統(用賀駅~農大前、千歳船橋経由~祖師ヶ谷大蔵間、用賀線)、等12系統(等々力操車所~用賀駅経由~成城学園前駅間、東急バス世田谷線、平日には用賀駅~成城学園前駅間の用06系統もあり)、用21系統(用賀駅~関東中央病院間、美術館線)、用22系統(用賀駅~関東中央病院経由~美術館間、美術館線)であり、園02系統だけが弦巻営業所所属で、他は瀬田営業所所属となっています。

美術館線は、その名の通り、世田谷美術館へのアクセス路線であり、二子玉川駅~玉川病院経由~成育医療研究センター間の玉31系統、二子玉川駅~玉川病院、成育医療研究センター経由~美術館間の玉32系統もあります。


用賀駅付近は、かつて玉電(玉川線)の専用軌道だった場所であり、廃止後道路に転用されていました。


玉川線は、大部分が併用軌道で、一部区間に専用軌道があったけど、やはり併用軌道が多かった為に廃止されていたのであります。


ビジネススクエアは、玉電の車庫の建設用地であった場所に建てられているし。


用賀駅では、S877(品川200か19-11)号車(前述の三菱ふそうエアロスター-S(エアロスペースランナー))による用01系統の祖師ヶ谷大蔵駅行きを見ることが出来ました。

この路線は、1994年1月まで、恵比寿駅~祖師ヶ谷大蔵間の路線となっていたし。


用賀駅を出た後、用賀中町通りを再び北上し、世田谷通りへ。


この時に駒大高校や馬事公苑の近くを通りました。


馬事公苑は、馬事普及の為にJRAによって作られた厩舎、走路付きの公園であり、1964(昭和39)年の東京オリンピックでの馬場馬術競技の会場として使われていました。


用01系統は、馬事公苑の東側を通るので、アクセス路線として使われています。


桜丘三丁目で右折してから世田谷通りに入り、農大前へ。


農大前は、その名の通り、東京農業大学、短大の前にあり、東京農大一高・中も隣接されています。


東京農大のキャンパスは、世田谷キャンパスのほか、厚木キャンパス(神奈川県厚木市)、オホーツクキャンパス(北海道網走市)もあるし。


大蔵ランド前バス停前にあるオークラランドは、ゴルフ練習場、ボーリング場、バッティングセンターのある場所であり、ニュージーランドにあるオークランドと名前が似ていて紛らわしい点があります。


松が丘交番前と桜小学校の中間は、弦巻営業所への出入口でもあり、双方のバス停から(へ)の出入庫もあります。


上町からは、東急世田谷線の沿線に入り、世田谷区役所入口で左折し、世田谷線に跨がる踏切を渡ってから世田谷区民会館へ。


若林四丁目バス停付近は、世田谷税務署があった場所であり、改築工事によって、前述の用賀駅前の世田谷ビジネススクエアに仮移転されています。


世田谷区民会館からは、折り返し田園調布行きの最終となっていたけど、この時に反11系統(小山線)の五反田駅行きの最終に使われていたT544(品川200か12-32)号車の日野レインボーHR(中型車、PB-HR7JHEA)と並んだので最終バス同士の並びとなりました。


T544号車は、以前下馬営業所所属のSI544号車となっていたけど、一昨年9月1日に黒06系統(目黒駅~三軒茶屋駅間、三軒茶屋線)と若01系統(若林折返所~東急百貨店本店前循環、若林百貨店循環線、現在は渋52系統との統合により渋52系統の世田谷区民会館発着となっている)の移管により弦巻営業所入りしています。


園02系統は、以前渋52系統と同じルートで渋谷へも乗り入れていたこともありました。


昨年8月3日から今年1月29日まで、等々力操車所から梅ヶ丘駅まで、平日の日中に限り、等13系統として、弦巻営業所により実証運行されていたことがあったけど、乗れずじまいとなってしまったことが残念であります。


こちらは等々力操車所から世田谷駅前まで、等11系統と同じルートを通り、世田谷駅前の踏切を渡ってから世田谷区民会館に立ち寄り、国士舘大前を通って梅ヶ丘駅へと至る路線でした。


世田谷区民会館に乗り入れる3路線(園02,反11,渋52系統)のうち、普通の踏切を2回渡る路線は、園02系統だけとなっています。


このように、東急バスの園02系統にも乗ることが出来て良かったです。






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