一昨日(2月16日)は、大阪駅で、国鉄色の元祖振り子式特急電車の381系(FE64編成,クハ381-119F)の6両編成によるこうのとり12号(城崎温泉発新大阪行き)を撮影しました。
これらの編成は、京都、新大阪~新宮間のくろしお号で使われていた編成で、287系の導入によって国鉄色への変更、振り子装置の固定化の上で福知山電車区に移り、183系が置き換えられていました。
福知山の381系は、普段4両編成となっているけど、中間車2両増結の6両編成で使われることもあるので、今回撮影することが出来て良かったなと思いました。
381系は、国鉄時代の1973(S48)年から1982(S57)年に掛けて、183系がベースの元祖振り子式特急電車として導入されていたけど、国鉄時代は、しなの号(現在は全て383系ワイドビュー車両に置き換えられている)、くろしお号、やくも号に限られていました。
非貫通の100番台は、1978(S53)年のくろしお号、1982(S57)年のやくも号の電車化と共に導入された編成で、福知山の381系もその分類に入っています。
低重心化によってクーラーが床下に装置され、すっきりとした感じの屋根上の外観も、国鉄色にマッチしています。
福知山の381系は、新大阪~福知山、城崎温泉間のこうのとり1,3,7,15,17,21,25,6,12,14,18,22,26号のほか、京都~福知山、豊岡、城崎温泉間のきのさき3,11,17,2,6,10,16号、京都~天橋立間のはしだて1,7,6,10号にも使われています。
2011(H23)年には、287系の所定の本数が出揃う前に日根野電車区(現、吹田総合車両所日根野支所)所属の国鉄色の381系(6両のモノクラス編成)が貸し出されていたこともありました。
一昨年9月23日に大阪駅で381系によるこうのとり号を撮影していた時に失敗していたので、今回その撮影のリベンジに大成功しました。