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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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N700系によるひかり505号

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今月16日は、東京から新大阪まで、東海道新幹線(JR東海)のN700系のZ27編成によるひかり505号に乗りました。

この列車は、東京を出た後、品川、新横浜、豊橋、名古屋、岐阜羽島、米原、京都、新大阪に停車していたけど、米原では、後続ののぞみ211号に追い抜かれていたので、N700系同士の追い抜きシーンとなっていました。

前日の15日に新宿駅新南口から夜行バス青春エコドリーム15号に乗るはずだったけど、大雪の影響により運休となったので、払い戻し金を合わせた差額を支払った上で新幹線に乗ったのであります。

のぞみ号ではなくひかり号を選んだ理由は、のぞみ号だと自由席が1号車から3号車までの3両しかなく混雑しているからであります。ひかり号は、自由席が1号車から5号車であり、比較的余裕があるし。

右側の富士山が見える座席は人気があり、すぐに埋まっていたけど、のぞみ号と比べて空いていたので、新富士辺りでデッキに立って富士山を撮影することが出来て良かったです。

もう一つの理由は、岐阜羽島駅にも停車する便ということで、岐阜羽島駅のekiShスタンプ、駅コレ、駅奪取PLUSをGETし、東海道新幹線の全駅を制覇したかったからであります。通過列車の場合は困難だったのでちょうど良かったし。

それならば、東京から名古屋まで博多行きののぞみ17号に乗り、名古屋からひかり505号に乗り継ぐことも可能だったけど、こちらも全線通しで混雑していたので、ひかり505号に乗り通すことにしたのであります。

このひかり505号は、N700系が使われているので、乗る決め手でもありました。

ひかり号とこだま号は、一昨年3月に全廃となった300系(元祖のぞみ型車両)の末期と同様に、700系が主流となっているので、数少ないN700系使用のひかり号を選んだのであります。

日中のひかり号は、1時間に2本の割合であり、東京駅を03分と33分に発車する便に分かれているけど、03分発は、東京~名古屋間で静岡などの主要駅に停車する岡山行き(新大阪~岡山間各駅に停車)、33分発は、東京~名古屋間で小田原または豊橋に停車し、名古屋~新大阪間で各駅に停車する新大阪行きであり、前者は全て700系、後者は700系またはN700系が使われています。

かつて100系が活躍していた頃、通過待ちを伴うひかり号で、270Km/h運転対応の300系が優先的に使われていたのは、遅延時による回復運転を容易にする為であり、700系よりも加速性能が優れたN700系にも受け継がれています。

東海道新幹線の最高速度は、全て270Km/hで、ひかり号も同様であります。

こちらは、東北新幹線で、はやて号のほか、やまびこ号(つばさ号)でも275Km/h運転が行われているのと同じことであるし。

因みに0系や100系が使われていた頃は、220Km/h運転だったので、2003(H15)年10月1日の品川駅開業に伴うダイヤ改正で100系が全廃、300系以降の270Km/h運転対応車両に統一された為に、東海道新幹線の最高速度が全列車で270Km/hとなっていました。全席指定だったのぞみ号に自由席が新設されたのはこの時だったし。

山陽新幹線では、300Km/h運転が行われているので、500系新幹線ののぞみ号時代の最高速度が受け継がれています。

N700系が登場したのは、2007(H19)年7月1日のことで、当初は500系や700系の初期と同様にのぞみ号限定運用でありました。

一昨年3月までにZ80編成まで導入され、300系が置き換えられていました。

JR西日本バージョンのN編成(3000番台)は、16編成導入され、300系のみならず500系(8両化の上で山陽こだまに転用されている)も置き換えられていたし。

昨年からは、700系の置き換え用として、中央締結式ブレーキの採用、定速走行装置の搭載等により安全性や乗り心地が強化された改良版のN700A(東海はG編成(1000番台)、西日本はF編成(4000番台))が導入され、2月8日に営業運転入りしていました。

昨年からは、2015年度までの予定で、N700系の全編成を対象に、中央締結式ブレーキ、定速走行装置等の新設によるN700Aに準じた仕様に順次改造されており、Z編成はX編成(2000番台)、N編成はK編成(5000番台に変化しています。

側面のN700のロゴマークには、Aの文字が付け加えられているし。

このZ27編成も将来X27編成となる予定なので、番号も783-27号車から783-2027号車に変更されます。

因みにX編成は、JR東海所属で国鉄時代に導入されていた100系の初期型食堂車付き編成、G編成は、JR東海によって導入されていた100系のカフェテリア付き編成、F編成は、JR西日本所属の300系から受け継がれています。

東海道新幹線で新大阪まで行くのが夢だったので、今回その夢が叶って良かったです。

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