Quantcast
Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

小田急30000形EXEによるはこね28号2 車内の様子

$
0
0

こちらは10月15日に、海老名から新宿まで、小田急ロマンスカーの30000形EXEによるはこね28号に乗った時に撮影した、30054Fの車内の様子です。


この座席は、グレーとオレンジ系で落ち着いた感じで、シートカバーにEXEのロゴマークが入ったものであるけど、リニューアル化により見納めとなってしまいます。


前面展望は、運転台後部のガラス越しから眺めるタイプであり、運転風景を見ながら展望出来ます。


分割・併合列車の場合は、1号車から6号車までが小田原・箱根湯本方面(はこね号またはさがみ号)、7号車から10号車までが片瀬江ノ島方面(えのしま号)となり、箱根湯本発着のEXEの場合は、一部を除いて7号車から10号車までの間が小田原発着となります。


30000形EXEまたは60000形MSEによるはこね号、60000形MSEによるメトロはこね号で、1号車から6号車までの間が箱根湯本まで行く人が優先的に割り当てられるので、箱根湯本まで行かない(小田急線発着)の場合、小田原発着の7号車から10号車までに割り当てられることが多いので、今回10号車に当たったのはその為でありました。


30000形EXEの車内の案内


ドアは各車両に1ヶ所


トイレ・化粧室 2,5,8号車


2号車と8号車のトイレは、男女共用の和式トイレ、女性専用の洋式トイレ(ベビーベッド付き)、男性用小トイレ


デビュー当時は男女共用が洋式トイレ、女性専用が和式トイレとなっていたけど、ベビーベッドがあることから入れ替わっていました。


5号車のトイレは、男女共用の和式トイレと車椅子対応の幅広洋式トイレ(誰でもトイレ)で化粧室があっても男性用小トイレはないです。


自動販売機 3,9号車


車椅子対応座席 5,8号車


AEDは、6号車と7号車にあります。


EXEα化されてからは、全ての和式トイレが洋式化(既存の洋式トイレを含めてウォシュレット取り付け)され、5号車と8号車に60000形MSEと同様のゆったりトイレ(誰でもトイレ)が設けられることになります。


和式トイレの全面洋式化は、バリアフリーの問題だけでなく、外国人対策もあります。


東武鉄道の日光・鬼怒川方面への特急で、外国人観光客対策により1957(昭和32)年に導入された1700系1710形の時代から洋式トイレが設けられているし。


8号車には、車椅子対応座席があっても車椅子対応の誰でもトイレがないという問題があります。


50000形VSEからは、和式トイレが廃止されて洋式トイレに統一されているし。


EXEα化されてからは、地味なイメージが脱却され、60000形MSEみたく、通勤輸送はもちろんのこと、観光客にも対応した列車に変わることが予想されます。


50000形VSEは、EXEが観光客に対応出来なかったことの反省点を踏まえた列車であることから出来た列車であります。


70000形で50000形のような連接車ではなく、かつての名鉄7000系(パノラマカー)のようなボギー車の展望車(7両編成)となる理由は、定員が少なくなることに加え、メンテナンスに手間が掛かるからであります。


かつて京葉線で活躍していたE331系で、連接台車が正式採用されなかったのはその為であり、故障が頻発した為に早い段階で廃車となっていました。


7両編成のボギー車は、2012(平成24)年3月16日まで活躍していた20000形RSE車やJR東海の371系によるあさぎり号以来となります。


30000形EXEの30251+30051Fが今年3月に豊川の日本車輌まで甲種輸送されていたことで、リニューアル化を読み取ることが出来たけど、日本車輌で完成後の様子が公開されていたので、これから甲種輸送されて小田急線に戻ることになります。


昨年60000形MSEの60255+60053Fが導入されたのは、千代田線直通ロマンスカーの増発用だけでなく、30000形EXEのリニューアル化による穴埋めもあると思われます。


今回乗ったはこね28号は、原則的に30000形EXEで運転で、他の車両(7000形LSE車または60000形MSE車)で運転される場合があります。の▲印の列車であり、昨年6月27日に乗った土休日の小田原発の上り最終ロマンスカーであるさがみ96号やその折り返しである本厚木行きのホームウェイ21号も含まれています。


平日ダイヤで、50000形VSEによる藤沢行きのホームウェイ85号(箱根特急運用の残業)が登場したのは30000形EXEのリニューアル化の影響もあるし。


ロマンスカーの愛称は、京阪や東武でも使われていたけど、現在は小田急電鉄による登録商標となり、ロマンスカーといえば小田急というイメージが強くなっています。


ロマンスカーの由来は、2人掛けのロマンスシートとなっており、鉄道だけでなく、観光・高速バスタイプのバスの2人掛け(2+2の4列)の座席もロマンスシートと呼ぶようにしています。


小田急箱根高速バスの座席も2+2のロマンスシートなので、バスのロマンスカーと呼びたくなります。


こちらは小田急電鉄の子会社であり、2001(平成13)年4月1日に分社化されるまで小田急電鉄の高速バス部門(小田急バスとは別)でした。


2人掛けの座席に身を委ねながら前面展望を楽しむロマンスカーならではの醍醐味であり、EXEαや70000形も、ロマンスシートが受け継がれることになります。


経堂駅付近の複々線区間で追い抜いていた列車は、1000形で唯一の8両固定編成である1081Fであり、1993(平成5)年2月に川崎重工業で製造されていました。


1000形の最終増備車は、同年3月に日本車輌製造で製造された1094F(10両固定編成)だったし。


1000形では、リニューアル化と共に1056Fと1256Fをドッキングさせて10両固定編成化された1095Fが登場したことが話題になっているけど、中間車化改造部分が新4000形に準じた形状となっています。


1056Fは1988(昭和63)年に川崎重工業、1256Fは1990(平成2)年に日本車輌製造で製造された車両であるし。


こちらは、京王8000系の初期型(4+6編成)で、リニューアル化と共に中間の運転台が撤去されて完全な10両固定編成化されたことと同様であります。


緑色の京王線で話題の8713Fもこうなっているし。


70000形が登場する再来年(2018年)3月は、代々木上原~梅ヶ丘間の複々線化工事が完成する頃であり、東北沢駅は、内側が緩行線、外側が急行線、下北沢駅は、上が緩行線(新設)、下が急行線(既設)、世田谷代田駅は、ホームが上の緩行線部分に移設、本設化され、下の急行線の仮設ホームが撤去されてホームの見えない場所を通過していくことになります。


これにより、スーパーはこね号のスピードアップや通勤時間帯でのロマンスカーの増発も予定されており、70000形やEXEαと共に発表されています。


追い抜きバトルを楽しめる複々線らしい複々線区間は、梅ヶ丘~向ヶ丘遊園間であり、地下の上下区間ではそれが出来ない状態となります。


京阪では、天満橋~萱島間が追い抜きバトルを楽しめる複々線区間となっており、長く楽しむことが出来ます。


関東の大手私鉄の2区間以上の複々線区間は小田急線のほか、東武鉄道のスカイツリーライン(伊勢崎線)の北千住~北越谷間と東上線の和光市~志木間、西武鉄道池袋線の練馬~石神井公園間、東急電鉄の田園調布~日吉間(東横線と目黒線)、二子玉川~溝の口間(田園都市線と大井町線)であり、こちらでも追い抜きバトルを楽しむことが出来るし。


この時に、30000形EXEの先頭の10号車に乗ることが出来て良かったです。






Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

Latest Images

Trending Articles