こちらは、今月18日に、大崎駅で撮影した、JR埼京線の205系でハエ28編成(クハ205-107F)による大崎発新木場行きのりんかい線での間合い運用の反対側です。
ヘッドライトが点灯した姿は撮り応えがありました。
りんかい線の大崎~新木場間の折り返し運転は、2002(H14)年12月1日から、2004(H16)年10月15日まで、りんかい線の70-000形の6両編成(6両の表示付き)も混在し、りんかい線折り返し専用として使われていました。
その中でも、旧70-020Fと70-030Fの先頭車を含めた一部の車両は、JR東日本に買い取られて209系3100番台として八高南線、川越西線用に転用されているけど、りんかい線時代の末期には、前面の方向幕が残されていたことを覚えています。
埼京線の205系のうち、京浜東北線から転用された編成は、ハエ28編成のほか、ハエ26編成(クハ205-137F)とハエ27編成(クハ205-106F)もあったけど、ハエ26編成はインドネシアに輸出、ハエ27編成は全て廃車解体されていました。
最近になってからは、ハエ32編成(クハ205-54F)が運用離脱されて、インドネシアへの輸出の為に新潟まで回送されていたので、元山手線の小窓車が全滅し、ハエ28編成が最後の1本となってしまいました。
生え抜き編成及び6ドア車のほうは、既に運用離脱されているので良い時に撮影しておいて正解だったと思っています。
京浜東北線時代のハエ28編成(クハ205-107F)は、1989(H元)年に、ウラ4編成として浦和電車区に配置され、京浜東北線で活躍していたけど、1991(H3)年に山手線の205系の6ドア車組み込み11両化に伴う予備車として、山手電車区(現、東京総合車両センター)に貸し出された上で山手線で活躍していたことがありました。当時客用扉が小窓だったのに対して、大窓の車両が走っていたことで異彩を放っていたし。
3編成になってからは、ウラ81→91編成となり、1996(H8)年1月をもって、ウラ91編成を最後に、京浜東北線から205系が撤退していました。
この時には、最後まで残っていたウラ91編成にヘッドマークが付いていたので、埼京線でもヘッドマーク付きの1編成として最後の花道を飾ることになります。
ハエ28編成は、小山車両センターに疎開留置され、このまま最後の時を迎えると思われていたけど、最後に運用復帰してくれて良かったと思っています。
最終日までのカウントダウンを迎えた今、トラブルもなく最後を迎えてもらいたいです。