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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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都営新宿線の新車 10-510F

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昨日(2月23日)は、京王相模原線の調布から橋本まで、東京都交通局(都営地下鉄)新宿線の新車である10-300形の新バージョンである10-510Fによる区間急行(5T運用)に乗りました。

10-300形の新バージョンは、昨年9月から12月に掛けて、幕式表示のまま残っていた10-000形の10-190,200,210Fの置き換え用として、10-490,500,510Fの3編成が総合車両製作所(J-TREC)横浜事業所(旧、東急車輛製造)で製造されていました。

これらの10-300形の新バージョンは、E233系ベースとなり、外観がJR常磐緩行線(東京メトロ千代田線直通)のE233系2000番台に酷似しています。

前日の22日に、桜上水まで高尾山冬そば号に乗った後に桜上水から新線新宿まで戻った時に乗った車両が、この10-510Fによる区間急行新線新宿行き(都営線では急行本八幡行き、5T運用)だったので、2日連続で10-510Fが5T運用に入り、それに乗ったことになりました。

都営新宿線と京王線の直通列車は、昨年2月22日のダイヤ改正(京王用語でダイヤ改定)で、平日の朝夕を除き、急行が相模原線で各駅に停車する区間急行に変更されていました。

区間急行は、新宿~調布間で、途中、初台、幡ヶ谷、笹塚、明大前、桜上水、千歳烏山、つつじヶ丘に停車するけど、相模原線の急行は、相模原線内の特急と同じ停車駅(途中、京王稲田堤、京王永山、京王多摩センター、南大沢に停車)となっています。

橋本駅に到着した時には、折り返し、各停若葉台行きとなり、若葉台で、京王9000系による始発の区間急行新線新宿行き(新宿から急行本八幡行き)に車両交換(バトンタッチ)された後に一旦京王の若葉台車庫に入庫し、若葉台 17時16分発の区間急行(新宿から急行大島行き、若葉台 17時16分着の京王9000系からバトンタッチ)で入庫されることになっています。

京王相模原線が開業したのは、京王電気軌道の時代の1916(T5)年6月1日に調布~多摩川原(現、京王多摩川)間のことで、当時は多摩川の砂利を運搬する支線(多摩川支線)として作られていました。

この路線が相模原線として、多摩ニュータウンと都心を結ぶ路線に鞍替えされたのは、1971(S46)年4月1日の京王多摩川~京王よみうりランド間の開業のことで、京王稲田堤駅が、京王の路線で初めての東京都外(神奈川県)に出来た駅となりました。

1974(S49)年10月18日に京王よみうりランド~京王多摩センター間、1988(S63)年5月21日に京王多摩センター~南大沢間、1990(H2)年3月30日に南大沢~橋本間の開業により現在に至っています。

多摩境駅は、京王電鉄の駅で唯一町田市にある駅で、1991(H3)年4月6日に南大沢~橋本間に開業した、京王電鉄で一番新しい駅でもあります。

多摩境駅の開業と同時に南大沢駅が快速停車駅に格上げされ、現在は全列車が停車するようになっています。

このことは、東京都立大学(現、首都大学東京)の目黒区八雲(東急東横線の都立大学駅付近)から移転してきたことによるもので、駅周辺の開発も行われるようになっていました。

橋本から新宿まで行くには、横浜線を使って八王子または町田まで迂回しなければならなかったけど、相模原線の全線開業により、京王線で乗り換えなしで行けるようになったことで、鉄道開業による効果が大きいと思います。

京王線の調布駅は、一昨年8月19日に二層式で地下化されていたけど、これまでの間は京王線(本線)との平面交差があった為に調布駅の手前で停止信号に引っ掛かることが多かったです。地下化されたことにより、周辺の踏切が全廃となっただけでなく、相模原線で柔軟なダイヤを組めるようになり、新宿~橋本間の特急が復活したという効果もあります。

この新バージョンの都営10-300形に乗ったのは、昨年9月15日の10-490Fの初日以来でした。

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