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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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小田急60000形EXEによるえのしま73号 60周年記念ヘッドマーク

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7月7日は、小田急電鉄の新宿駅で、ロマンスカー60周年記念ヘッドマーク付きの60000形MSEの60252+60052Fによるえのしま73号(片瀬江ノ島行き)を撮影しました。

平日のえのしま73号は、新宿駅を16時50分に発車した後、新百合ヶ丘、相模大野、大和、藤沢に停車してから片瀬江ノ島へと向かう列車であり、その後に大手町まで回送されてから大手町→本厚木間のメトロホームウェイ号の運用に入る絡みにより、60000形MSEの10両編成による限定運用となっています。

その前は、さがみ70号→はこね11号→はこね12号→はこね27号→はこね28号に使われているし。

平日夜のメトロホームウェイ号は、北千住、大手町→本厚木間で5本あり、平日のメトロはこね22号の後運用のメトロホームウェイ41号が北千住発で、他の4本が大手町発となっています。

これらのメトロホームウェイ号は、平日夜の新宿発藤沢行きのホームウェイ87,89号と共に、新百合ヶ丘駅3番線発着となるので、多摩線への乗り換えに便利であります。

逆に、柿生、鶴川、玉川学園前の各駅に行く場合は階段を上らなければならない状態であるし。

平日のホームウェイ87号(新宿 21時45分発)は7000形LSEまたは60000形MSEの6両、ホームウェイ89号(新宿 22時45分発)は60000形MSEの10両が使われています。

60000形MSEは、2007(平成19)年10月に60251Fが日本車輌製造で製造され、同年10月20,21日に海老名検車区(海老名車両基地)で行われた小田急ファミリー鉄道展2007で初お披露目されていました。

当時は初代3000形SE車の50周年記念により、保存車の3021Fが、専用の保存庫から特別に出された上で展示され、喜多見の保存車である3100形NSEの3221F、7000形LSEの7004Fと並べられた上で展示されていました。

その後の11月に60051F、12月に60252Fがそれぞれ落成し、翌年の2008(平成20)年3月15日には、千代田線直通ロマンスカーのメトロホームウェイ、メトロさがみ、メトロはこね号でデビューしていました。

当時は、6両基本編成が2本、4両付属編成が1本しかなかった為に、平日のメトロホームウェイ号の3本のうちの1本が6両編成となっていました。

10両編成の列車でも、6両による代走も見られていたこともあったし。

メトロはこね号は当時土休日のみの運転であり、特定日には、本厚木~新木場間でのベイリゾート号に使われていたこともありました。

2009(平成21)年には、デザインや塗装に加え、初の地下鉄直通ロマンスカーであることが評価されてブルーリボン賞が受賞され、同年12月には、予備車確保及び7002Fの置き換え用として60253Fが導入されていました。

翌年の2010(平成22)年1月4日に7002Fが廃車となり、北館林でその解体作業が行われていた時に亀裂が発見されていたので、7000形LSE車や、10000形HiSE車が点検・修理の為に使えなかった時に20000形RSE以降の車両による代走が行われていました。

60253Fのほうも代走で活躍していたし。

もしも亀裂が発見されずにそのままとなっていたら大変なことになっていたところでした。

2012(平成24)年3月17日には、60254Fと60052Fの導入により、新宿~御殿場間の特急あさぎり号(JR東海御殿場線直通)にも進出すると共に、臨時列車や代走の時しか見られなかった新宿乗り入れが毎日見られるようになったし。

この時には、10000形HiSE車と20000形RSE車が、通勤型の5000形と共に最後を迎え、JR東海の371系が小田急乗り入れから撤退していました。

371系に関しては、2014(平成26)年11月まで団臨用として活躍し、そのうちの3両が20000形RSE車の20002Fのうちの3両と共に富士急行(山梨県)に譲渡され、昨年4月23日から8500系(富士山ビュー特急)として活躍しています。

元20002F(RSE車)のほうは、2014年7月12日から8000系(新フジサン特急)として活躍しているし。

60000形MSE車は、2012年3月17日から江ノ島線にも乗り入れるようになったけど、片瀬江ノ島への乗り入れは、土休日の分割・併合特急の2往復に限られていました。

やはり江ノ島の青い海には60000形MSEが似合っています。

メトロはこね号が平日にも運転されるようになったのも、2012年3月の改正の時からであるし。

一昨年の2015(平成27)年には、60255Fと60053Fが導入され、翌年の2016(平成28)年3月26日には、平日のメトロホームウェイ号が増発されていました。

この時には、平日、土休日共に60000形MSE車の小田急線内の特急運用も増えていたし。

60000形MSE車が定期のえのしま号に使われるのは、平日のえのしま73号(10両)と土休日のえのしま11,12,75,92号(4両、新宿~相模大野間であさぎり11,12号、さがみ号75,92と併結)であり、平日のえのしま73号に関しては、新宿~相模大野間で唯一「えのしま」の表示で撮影出来ます。

土休日に運転される60000形MSE車によるあさぎり・えのしま号と、さがみ・えのしま号は、新宿~相模大野間で、「あさぎり/えのしま」または「さがみ/えのしま」の表示となるのでそのはずであるし。

一昨年に60000形MSE車の60255Fと60053Fが増備されていたのは、メトロ特急の増発用でありました。

現在は、60251Fと60253Fが6両単独(定期のあさぎり号中心)で使われ、60252Fは60052F、60254Fは60051F、60255Fは60053Fとペアが組まれた10両編成で使われています。

30000形EXE(EXEα)で、同じ番号の編成同士(例、30251+30051F)で固定されているのに対し、60000形MSE車は6連と4連で導入された時が異なることや、6連単独で使われる運用がある為に、バラバラで組まれ、編成の入れ換えが頻繁に行われています。

デビュー当時から活躍している60251Fが、60051Fとペアを組むとは限らないのはその為であるし。

60000形MSEで、御殿場線に入れるのは、6両基本編成だけであり、これらの先頭車には、ATS-PTが取り付けられています。

地下鉄乗り入れ用の新CS-ATC装置は、6両基本編成の全て(1号車と6号車)と、4両付属編成の10号車に付いており、7号車にはそれが取り付けられていないので、4両付属編成が単独で地下鉄に乗り入れることが不可能となっているし。

60000形MSEの4両付属編成が単独で走る区間は、30000形EXE(EXEα)と同様に、小田原駅構内及び江ノ島線(相模大野~片瀬江ノ島間)に限られているので、7号車にATCが付いていないのも納得出来ます。

7月29,30日と8月5,6,11,12,13日には北千住~片瀬江ノ島間で、60000形MSE車(6両編成)によるメトロ湘南マリン号が運転される予定であり、千代田線沿線から海水浴シーズン真っ只中の片瀬江ノ島の海まで乗り換えなしで行かれるようになります。

メトロ湘南マリン号の時刻

下り(片瀬江ノ島方面)

北千住 8時06分発→大手町 8時22分発→霞ケ関 8時27分発→表参道 8時35分発→成城学園前 8時52分発→町田 9時09分発→大和 9時21分発→藤沢 9時38分着→片瀬江ノ島 9時48分着

上り(北千住方面)

片瀬江ノ島 17時05分発→藤沢 17時17分発→大和 17時39分発→町田 17時52分発→成城学園前 18時14分発→表参道 18時30分着→霞ケ関 18時38分発→大手町 18時43分着→北千住 18時59分着

こちらは、北千住→片瀬江ノ島間と、片瀬江ノ島→成城学園前間で車内販売が行われることになります。

湘南マリン号が登場したのは、2008年の夏のことであり、1990(平成2)年の夏に初代3000形SSE車によって運転された湘南マリンエクスプレスと同様に、唐木田~片瀬江ノ島間で運転されていました。

当時は60000形MSEが片瀬江ノ島まで乗り入れていたことで喜びに満ちていたし。

翌年の2009年と2010年の夏は、成城学園前発着に変更され、後に新宿発着で利用しやすくなっています。

メトロ湘南マリン号が初登場したのは、2010年のことで、当初は土曜日のみの運転でした。

こちらは同年1月1日に運転開始されたメトロニューイヤー号の夏バージョンとなっているし。

今回は、入場券を買ってホームに入って撮影しました。

このように、60000形MSEによるえのしま73号を良い感じで撮影することが出来て良かったです。


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