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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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都営新宿線の10-240Fが廃車回送された

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昨日(7月14日)は、都営新宿線の10-000形の6次車であった10-240Fが、大島から若葉台(京王若葉台工場)まで廃車回送されていました。

10-240Fは、1989(平成元)年3月19日の本八幡への延長開業の時に導入された都営地下鉄の車両の最古参であり、最後まで残されていたクリーム色の壁や、変わった形の吊革が印象的でありました。

こちらは現在の都営マーク(銀杏マーク)が導入される前に導入された最後の1本でもあり、銀杏マークのない東京都交通局の表示が残されていたし。

1991(平成3)年に銀杏マークが導入される前の東京都交通局の紋章は、亀の子マークに車輪を組み合わせたものであり、都電荒川線(東京さくらトラム)の9000形にも描かれています。

こちらは、1991年まで都営バスの前面に取り付けられていたし。

これにより、10-000形が10-250,10-270,10-280Fの3編成だけとなり、同じ3編成となった東京メトロ千代田線の6000系と同様に全廃へのカウントダウンに入っています。

都営地下鉄の車両(都営車)の最古参は、1991年に導入された浅草線の5300形の5301~5306Fとなり、こちらも来年度から新型の5500形に順次置き換えられる予定となっているし。

10-240Fは、6月23日から緑色の番号表示が復元されたことで話題になっていたけど、都営交通のTwitterのつぶやきで、7月中旬に最後を迎えることがアナウンスされていたので、それに従うように、7月13日をもって営業運転が終了していたのであります。

7月10日から10連の運用が増えていたし、10-600Fが6月26日から営業運転入りしていたので動きを読み取ることが出来たし。

6月7日には、10-260Fが大島から若葉台まで廃車回送され、北館林まで陸送されて解体されていたので、10-240Fよりも先に廃車となっていました。

北館林では、日比谷線で活躍していた03系との組み合わせが見られていたので、現役時代に秋葉原、岩本町で見ることの出来なかった組み合わせが実現していたのであります。

10-270Fと10-280Fは、1997(平成9)年に導入された最終増備車で、顔つきが異なっているので、10-250Fが、1978(昭和53)年12月21日の岩本町~東大島間の開業の時に導入された量産1次車から踏襲された顔つきの編成の最後の1本となってしまったし。

10-240Fに乗ったのは、6月27日の京王線の新線新宿→高尾山口間(平日27T運用の区間急行調布→各停高尾山口行き)が最後だったので、良い思い出となりました。

この時に、京王線の北野駅や高尾駅でも撮影出来て良かったと思っています。

ありがとう都営10-240F。28年間お疲れ様でした。

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