先月(2月)16日から17日までの間は、大阪駅高速バスターミナルからは、新宿駅東口降車場まで、ジェイアールバス関東による青春エコドリーム22号に乗りました。
この時に使われていた車両は、ジェイアールバス関東東京支店所有の三菱ふそうエアロキングのD654-03504(足立200か・770)号車で、2003(H15)年式のMU612TXでした。エンジンは、KL-MS8系(先代)エアロクィーンと共通の8M21-3型(430PS)だったし。
MU612TXは、2000(H12)年から2005(H17)年に掛けて製造されていた3度目のマイナーチェンジモデルで、平成11年排気ガス規制に適合させる為に改良されていました。
このモデルを持って、一旦製造が打ち切られていたけど、2008(H20)年に改良の上で製造が再開され、2010(H22)年に再び製造中止となっていました。
1階席部分には、座席とトイレがあるけど、その横に車椅子スペースも完備されています。
座席配列は、青春エコドリーム仕様の2+2の4列で、右側前方の女性専用席では、カーテンで仕切られていました。
青春エコドリーム22号は、天王寺駅始発で、湊町バスターミナル(JR難波駅前)に停車した後、大阪駅高速バスターミナルに立ち寄り、千里ニュータウンに停車せずに吹田インターから高速道路に入り、最初の開放休憩地点である新名神高速道路の土山サービスエリアに立ち寄っていました。
こちらは、新名神高速道路、東名阪自動車道、伊勢湾岸自動車道、東名高速道路を経由するルートとなっているけど、途中刈谷パーキングエリア、日本坂パーキングエリアで乗務員の休憩及び点検により停車し、三ヶ日営業所で乗務員交代が行われていました。
JRの東京と関西を結ぶ高速バスは、ジェイアールバス関東と西日本ジェイアールバスの2社による共同運行であり、車両も共通で扱われています。
三ヶ日営業所(静岡県浜松市北区)は、ジェイアールバス関東の東京支店による管理で、東京~三ヶ日間は、ジェイアールバス関東、三ヶ日~関西各地間は、西日本ジェイアールバスによる運行なので、拠点となっています。
この日は大雪の影響により中央道経由の便が運休だったけど、中央道経由の場合は、中央道の小黒川パーキングエリアで交代が行われています。
東名静岡付近から大渋滞に遭い、到着が大幅に遅れていました。
帰りは予約していた阪急観光バスによる池袋行きのバスで帰るはずだったけど、中央道の不通により運休となっていたので、代わりに空席があった青春エコドリーム22号で帰った時にこうなったのであります。
乗車レポート2へ続く。