こちらは、今月21日に、枚方市駅と私市駅で撮影した、10006Fによるきかんしゃトーマス号で、ラストランのヘッドマーク(京阪用語で副標)が付いていました。
この日は、交野線での定期運用に入り、日中はトーマスの声による自動放送も行われていました。
京阪の枚方市駅は、3面6線の高架駅であり、南側に交野線乗り場があります。
枚方市駅の高架化は、1988(S63)年5月28日に京阪本線の上り線(京都三条方面)を皮切りに行われ、1990(H2)年3月24日に京阪本線の下り線(大阪淀屋橋方面)、翌年の1991(H3)年6月1日の交野線の順に行われていました。
交野線部分が単線高架化されるまでの間、枚方公園~枚方市間の地平の線路が連絡線として残されていたし。
1992(H4)年11月28日の交野線の枚方市~宮之阪間の高架複線化により、現在の姿となっています。
京阪8000系は、1989(H元)年10月5日の出町柳への延長(京阪鴨東線の開業)と共にデビューしていたので、当時から在籍している8001Fや、旧3000系に組み込まれていた8000系の中間車の一部が枚方市駅の高架化前の下り線に乗り入れていたことがありました。
当時の京阪特急は、七条~京橋間のノンストップ運転が当たり前で、枚方市駅を通過していました。
枚方市に特急が停車するようになったのは、当時セミクロスシート車だった9000系がデビューした1997(H9)年3月22日の改正のことで、当時は平日朝ラッシュ時の淀屋橋行きのみ停車となっていたし。
京阪特急が枚方市に終日停車するようになったのは、2003(H15)年9月6日の改正のことで、樟葉駅も特急停車駅に格上げされていました。
宮之阪駅は、1974(S49)年に先行的に高架化されていたので、高架線で繋がっています。
交野線のうち、終点の私市駅の手前である河内森駅は、JR片町線(学研都市線)の河内磐船駅への乗り換え駅で、位置が少し離れています。
トーマス号やパーシー号の運転予定時刻は、昨年3月末をもってラストランを迎えていた旧3000系の時と同様に、京阪電車のホームページに出ていたので助かりました。