
7月22日は、永福町から渋谷まで、1000系の1727F(オレンジベージュの編成)による、急行渋谷行きに乗りました。
こちらには、7月18日から31日までの予定で、夏季安全輸送推進運動のヘッドマークが付いており、6月の1724Fのあじさいヘッドマークの時と同様に、前後でヘッドマークの図柄が異なっています。
吉祥寺寄りのクハ1727号車は、ひまわり、渋谷寄りのクハ1777号車は1000系と3000系の図柄のヘッドマークとなっているので、使い回しであることが分かります。
このことで、2011(平成23)年11月まで活躍していた3000系のヘッドマークが、右側に取り付けられていたことを思い出しました。
京王れーるランドにある3000系の保存車であるクハ3719号車(バイオレットカラー)では、そのヘッドマークを再現することが出来ます。
1000系の場合は、貫通ドアの車番のある場所にヘッドマーク受けがあるので、ヘッドマークが取り付けられた場合は、正面から見た時にどの編成なのか分からなくなってしまう状態になってしまいます。
オレンジベージュ色は、ベージュ色が明度不足であるという理由により、この1727Fから採用された色であり、最終増備車である1734Fもこうなっています。
ベージュ色となっていた1000系の1706Fと1713Fも、2010(平成22)年にオレンジベージュ色に変更されていました。
3000系はベージュ色からオレンジベージュ色に変更されることは無かったので、1000系独自の色となってしまったのであります。
井の頭線の平日朝ラッシュ時には、渋谷~富士見ヶ丘間の区間運転列車(富士見ヶ丘駅に到着した後入庫せずに折り返しの場合あり)があるので、東急池上線の朝ラッシュ時に五反田~雪が谷大塚間の区間運転があることに準じています。
井の頭線の渋谷駅は、改良工事前、1面2線の島式ホームで、北側に井の頭線、中央に東急玉川線(玉電、1969(昭和44)年5月に廃止後バスターミナルに転用)、南側に営団地下鉄(現、東京メトロ)銀座線が入っていました。
当時は、渋谷駅からトンネルの出入口を眺めることが出来ていたけど、マークシティの建設及び井の頭線の車両大型化による改良工事が行われてからは、トンネルの出入口が隠れてしまい、半地下駅に近いイメージとなってしまったのであります。
井の頭線の渋谷駅は、1番線と2番線から成っており、1番線側には、降車専用ホームがあります。
改札口は、中央口(正面改札)、西口(マークシティWESTの1階)、アベニュー口(マークシティWESTの4階)の3ヵ所あり、1997(平成9)年7月に西口が開設されるまでの間、正面改札の1ヵ所しかありませんでした。
このヘッドマークは、明後日(7月31日)まで取り付けられる予定なので、賞味期限が切れないうちに投稿しました。
このように、夏季安全輸送推進運動のヘッドマーク付き電車を撮影することが出来て良かったです。