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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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甲府駅でのキヤE195系(レール輸送用車)

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一昨日(8月27日)は、JR中央東線の甲府駅で、 小牛田運輸区(仙ココ)所属のレール運搬用の事業用車であるキヤE195系(JR東海のキヤ97系のJR東日本バージョン)のLT-1編成(ロングレール輸送用車)を撮影しました。

こちらは、11両のうちの3両(キヤE195-1+キサヤE194-1+キヤE195-101号車)で、この日は、長野地区への導入に備えて、尾久→上野→八王子→みどり湖→塩尻→辰野→岡谷→松本→長野のルートでの試運転が行われていました。

このような事業用車の走行シーンは、滅多に見られないので、ベースとなったキヤ97系と同じJR東海のドクターイエロー(検測用の黄色い新幹線車両、923形)と同様に、見かけた人は幸せになれると言われています。

この日は、甲府駅で小淵沢行きの列車を待っていた時に、キヤE195系を見たので、幸先の良いスタートとなりました。

甲府駅のほかは、川岸駅と塩尻駅、翌日の松本駅でも見ることが出来たのであります。

キヤE195系は、昨年末に、JR東海のキヤ97系ベースにより、JR東海傘下の日本車輌製造で製造されたレール輸送用車であり、定尺レール運搬車のST-1編成(R1~4編成ベース、ドクター東海ことキヤ95系(検測用気動車)と同じ顔つき)と、ロングレール運搬車のLT-1編成(R101編成ベース)に分かれています。

ベースとなったキヤ97系は、今から10年前の2008(平成20)年に日本車輌製造で製造され、R1~4編成(定尺レール運搬車)が名古屋車両区(海ナコ)、R101編成(ロングレール運搬車)が美濃太田車両区(海ミオ)所属であり、後者のR101編成は、13両編成と、キヤE195系のLT-1編成よりも2両多いです。

キヤ97系は青と水色、キヤE195系は緑色と黒色の帯であり、後者のキヤE195系に関しては、東北の極寒地にも対応する為に、耐寒、耐雪構造が強化されています。

これらの車両が導入される前は、レール運搬用の貨車(長物車)が用いられ、機関車による牽引が行われていたけど、老朽化及び運行効率が良くないことから、自力走行が可能で、折り返しの時の機回しや付け替えが不要な気動車方式の車両として導入されたのであります。

JR東日本とJR東海は仲が悪い(犬猿の仲である)ことは有名であるけど、それにも関わらず、JR東日本でキヤ97系ベースのキヤE195系の導入されていた決め手は、機関車要らずで自力走行が可能だからであります。

長野エリアでは、中央西線や飯田線から乗り入れているJR東海の車両もあり、名古屋と長野を結ぶ特急しなの号(383系による運転)が代表的であります。

黄色い事業用車と言えば、イエローハッピートレインのきっかけとなった京急のデト(黄色に赤帯)を思い出す状態であり、見つけた時には幸せが訪れると言われています。

E257系が185系の置き換え用として特急踊り子号に転用される時には、JR東海管内にも乗り入れている修善寺編成がどうなるのか気になります。

昨日(8月28日)は、かつてはまかいじ号に使われていた185系のB3編成(モノクラスの6両編成)が長野総合車両センターまで廃車回送されていたけど、自分(しゃもじ)は、茅野から小淵沢まで211系で移動中に茅野~青柳間ですれ違ってしまったのが残念でありました。

このように、185系が早いペースで廃車となっていることが分かります。

今回の遠征のお目当ての車両は、松本エリアでのE257系やE353系、211系、213系、リゾートビューふるさと号、HIGHRAIL1375であったけど、まさかキヤE195系も撮影出来たことはサプライズでありました。

このように、甲府駅で、事業用車のキヤE195系を撮影することが出来て良かったです。

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