
こちらは、12月22日に、JR中央東線の新宿駅の9番ホームで撮影した、E353系のS115編成による、特急かいじ121号(東京発新宿経由、甲府行き)です。
特急かいじ121号は、E353系の9両編成による運転で、東京駅を21時45分、四ツ谷駅を21時53分、新宿駅を22時ちょうどに発車し、途中、立川、八王子、大月、塩山、山梨市、石和温泉に停車してから甲府(23時41分着)へと向かう列車である列車であり、来年3月16日からは、かいじ21号(同じE353系によるスワローサービスの全席指定制)となり、現在特急で唯一の停車駅となっている四ツ谷駅に停車しなくなります。
昨年3月4日の改正までは、かいじ121号が上りのかいじ102,104号と共に上野原駅にも停車していたけど、上野原駅があずさ27,2号が停車していた長坂駅と共に特急通過駅に成り下がってしまいました。
中央線特急(あずさ、かいじ号)の新サービスのパンフレットは、主要駅で配布されているけど、それを見た時に、E657系による常磐線特急(ひたち、ときわ号)に似ているな!と思いました。
E353系のS115編成は、10月11日に逗子から松本まで公式試運転を兼ねて自力回送された編成であり、115ということで、かつて中央東線や篠ノ井線で活躍していた115系を思わせる番号であります。
115系は、しなの鉄道で活躍中であるけど、山スカ色や新旧長野色などのリバイバルカラーも豊富であります。
今日で2018(平成30)年が終了してしまうけど、昨年暮れにデビューしたE353系も話題になった年でもありました。
今年は、3月17日の改正で、スーパーあずさ号のE353系に伴うE351系(初代スーパーあずさ)の引退、7月1日のE353系の増投入(E257系運用の一部の置き換え)に伴うあずさ、かいじ号への進出、ローレル賞の受賞などでE353系が大ブレイクしていました。
来年はあずさ、かいじ号のE353系への統一、富士回遊、はちおうじ、おうめ号の新設により、飛躍の年を迎えることになるけど、自由席の廃止、停車駅の見直し等による不満が囁かれています。
2015(平成27)年3月14日の上野東京ラインの開業の時に、E657系による常磐線特急が、スワローサービスへの移行、自由席の廃止、停車駅の見直しによって改悪状態となっていたけど、現在は落ち着いてきています。
中央線特急と常磐線特急は、客層が異なっているので、中央線特急のスワローサービスへの移行により、戸惑う乗客が多発することが懸念されています。
今回の年末年始は、スワローサービス移行前のスーパーあずさ、あずさ、かいじ号にとって最後の繁忙期(ピークシーズン)であり、自由席で相当の混雑が見られているけど、あと少しの辛抱であります。
これからは、諏訪まで座って行こう(帰ろう)ということになるけど、あずさ11,12号の上諏訪駅通過、下諏訪駅停車列車が2往復に削減されるという残念な点があります。
今年は、このE353系に新宿~八王子間の自由席でお世話になっていました。
今年の鉄道ブログの更新は、これで最後とさせていただきます。
今年1年間ご覧いただき、誠にありがとうございました。また、来年もよろしくお願いいたします。