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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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丸ノ内線の新型車両(2000系)の試運転in中野坂上駅

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昨日(2月19日)は、東京メトロ丸ノ内線の中野坂上駅で、2月23日(土)に営業運転が開始される予定の新型車両である2000系の2102Fによる試運転列車を撮影しました。

こちらは、営団地下鉄から継承された02系(銀色に赤帯の電車)の置き換え用として導入される東京メトロのオリジナル車両の第6弾(銀座線の1000系ベース)であり、1996(平成8)年まで活躍していた赤い電車(500形などの3桁形式)がイメージされた赤色(グローイング・スカーレット)に白帯(サインウェーブ入り)のラッピングが施され、前面の形状や車端部の窓が、丸ノ内線に因んで丸くなっています。

2101Fと2102Fの2編成が1000系と同じ日本車輌製造(愛知県豊川市)で製造され、2月23日から順次営業運転入りする予定で、2023年度までには、53編成導入され、丸ノ内本線の02系が全て置き換えられることになります。

02系の初期型車が大規模改修されたのにも関わらず、新型の2000系に置き換えられる理由は、CBTC(無線式列車制御システム)や600Vから750Vへの昇圧化に対応させる為であります。

02系の大規模改修は、チョッパ制御装置だった初期型の02-101~119Fの19編成で行われていたけど、丸ノ内線のシンボルであるサインウェーブ帯を復活させて欲しいという要望があったことにより、赤帯にサインウェーブ帯が入れられていました。

上記の19編成をもって02系の大規模改修が打ち切られ、新車導入に切り替えられたのであります。

自分(しゃもじ)は、丸ノ内線の新車が入ってくる時に赤い電車がイメージされた車両になることを予想していました。

側面の白帯は、ホームドアが取り付けられたことにより上部にあるけど、サインウェーブ帯が入っていることで、丸ノ内線らしさが表れています。

車内のフリースペースには、コンセントが取り付けられているのが特徴であり、地下鉄でもスマホ等を充電出来るようになります。

東京メトロ丸ノ内線の2000系デビューのCMは、日比谷線の13000系の時と同様に、すすメトロ!の一環として、ドラえもんが出てきています。

今回の試運転は、前半の98Sと後半の96Sで行われ、昨日自分(しゃもじ)が中野坂上駅で撮影した時には、荻窪から来て中野坂上駅の2番線(方南町支線のホーム)で折り返し、中野富士見町(中野車両基地)へと向かっていました。

方南町支線(中野坂上~方南町間)では、専用の02系80番台の3両編成が使われていて、全て中野坂上駅での折り返し運転となっているけど、方南町駅の改良により、池袋方面との6両編成の電車による直通運転が行われるようになります。

千代田線北綾瀬支線のほうも、10両分への延長により、3月16日から本線並びに小田急線との直通運転が開始されるので、こちらも話題になっています。

丸ノ内線の路線

池袋~新大塚~茗荷谷~後楽園~本郷三丁目~御茶ノ水~淡路町~大手町~東京~銀座~霞ケ関~国会議事堂前~赤坂見附~四ツ谷~四谷三丁目~新宿御苑前~新宿三丁目~新宿~西新宿~中野坂上~新中野~東高円寺~新高円寺~南阿佐ヶ谷~荻窪

方南町支線 中野坂上~中野新橋~中野富士見町~方南町

乗換駅

池袋 有楽町線、副都心線、JR(山手線、埼京線、湘南新宿ライン(横須賀線⇔宇都宮線、東海道線⇔高崎線))、東武東上線、西武池袋線

後楽園 南北線、都営三田線・都営大江戸線(春日駅)

本郷三丁目 都営大江戸線(地上連絡)

御茶ノ水 JR(中央快速線、中央・総武緩行線)

淡路町 千代田線(新御茶ノ水駅)、都営新宿線(小川町駅)

大手町 東西線、千代田線、半蔵門線、都営三田線

東京 JR(山手線、京浜東北線、中央快速線、上野東京ライン(東海道線、宇都宮線、高崎線、常磐線)、横須賀・総武快速線、京葉線、東海道・山陽新幹線、東北・北海道・山形・秋田・上越・北陸新幹線)

銀座 銀座線、日比谷線

霞ケ関 日比谷線、千代田線

国会議事堂前 千代田線、南北線(溜池山王駅)

赤坂見附 銀座線、有楽町線・半蔵門線・南北線(永田町駅)

四ツ谷 南北線、JR(中央快速線、中央・総武緩行線)

新宿三丁目 副都心線、都営新宿線

新宿 JR(山手線、埼京線、中央快速線、中央・総武緩行線、湘南新宿ライン)、小田急線、京王線、都営新宿線、都営大江戸線(新宿西口駅)、西武新宿線(西武新宿駅)

中野坂上 丸ノ内線相互(本線⇔方南町支線)、都営大江戸線

荻窪 JR(中央快速線、中央・総武緩行線)

地上にある駅 茗荷谷、後楽園、四ツ谷駅で、後楽園・四ツ谷両駅は、丸ノ内線は地上、南北線は地下となります。

御茶ノ水駅を出た後に一旦地上に出て、神田川を渡ってから再び地下に入るシーンはお馴染みであり、四ツ谷駅と並ぶ丸ノ内線の有名な撮影ポイントでもあります。

今回の試運転も、神田川を渡る2000系が盛んに取り上げられていました。

この試運転は、平日のみならず、土休日にも行われたのが嬉しかったです。

丸ノ内線の御茶ノ水~淡路町間で一旦地上に出てから神田川を渡るようになった理由は、地形の関係であり、1956(昭和31)年3月20日の淡路町までの開業当時、トンネルを深く掘る技術がなかった為にこうなったのであります。

今から65年前の1954(昭和29)年1月20日に丸ノ内線の最初の区間である池袋~御茶ノ水間が開業した時は、戦後並びに営団地下鉄初の新線開業として話題になっていました。

丸ノ内線の車両基地は、中野検車区(中野富士見町駅付近で工場も併設)と、中野検車区小石川分室(茗荷谷駅付近、現在車両配置なし)の2ヶ所あり、小石川分室(旧、小石川検車区)は、開業当時から使われています。

丸ノ内線の新宿~荻窪間と中野坂上~方南町間は、開業当時「荻窪線」と呼ばれていたけど、1972(昭和47)年4月1日に丸ノ内線に統一されて一つの路線となっています。

丸ノ内線の新宿~荻窪間と方南町支線が作られた理由は、利便性向上や中央線の混雑緩和だけでなく、中野車両基地を建設させること、当時存在していた都電14号線(新宿駅前~荻窪駅前間)を代替させていたこともあります。

淡路町駅から秋葉原までは徒歩10分程度で行けるけど、隣接する都営新宿線の小川町駅と同様に、2006(平成18)年5月14日をもって閉館となった交通博物館(さいたま市にある鉄道博物館の前身)への最寄り駅となっていました。

地下鉄博物館にある1001号車(銀座線で活躍していた日本初の地下鉄車両)は、1968(昭和43)年に引退してから1985(昭和60)年まで、開業当時の姿に復元された上で交通博物館で展示されていたけど、翌年の1986(昭和61)年7月12日には、地下鉄博物館入りしていたのであります。

2003(平成15)年6月のリニューアルの時には、丸ノ内線の第一号車として活躍していた300形の301号車も加わっているので、かつて赤坂見附駅で見られたような組み合わせが実現しています。

赤坂見附駅は、銀座線と丸ノ内線で唯一の上下二層式の駅であり、上(地下1階)が銀座線の渋谷方面、丸ノ内線の新宿、荻窪方面で、下(地下2階)が銀座線の浅草方面、丸ノ内線の池袋 方面乗り場から成っており、永田町駅への連絡通路は、下のホーム側にあります。

営業運転開始前の新車を撮影出来たことは、発売前の新曲を生で聴いたことと同様の感覚であり、昨年2月14日(バレンタインデー)に、小田急電鉄の70000形GSEの営業運転開始前が試運転を撮影したことを思い出しました。

丸ノ内線の2000系がデビューしたら早速乗りに行きたいと思っています。

このように、丸ノ内線2000系の試運転を撮影することが出来て良かったです。


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