
こちらは、2月20日に、京王線の新宿駅で撮影した、京王8000系の8712Fによる特急京王八王子行きで、ダイヤ改正のヘッドマークが取り付けられていました。
永福町で井の頭線を撮影した後、明大前まで移動し、明大前から新宿まで乗った特急がこの8712Fだったので、この日のうちに京王線のダイヤ改正ヘッドマークを京王線、井の頭線共に狙うことが出来たのであります。
8712Fは、貴重となった6+4編成(緑吊革)であり、10両貫通編成化されるのも時間の問題となっているので、正面だけでなく、中間に押し込められた運転台も撮影しておく必要があります。
中間に押し込められた運転台は、デジタルメーターのままであり、京王れーるランドアネックスにある8809号車(貫通編成化により捻出された前頭部)でチェックすることが出来ます。
1992(平成4)年5月に8000系がデビューした当時は、斬新なスタイルにデジタルメーターの組み合わせで、ハイテクな車両であったことを実感していました。
8000系の行先、種別表示は、方向幕→3色LED→フルカラーLEDと変化しているけど、京王れーるランドアネックスの8809号車は、方向幕に復元されています。
8712Fは、1994(平成6)年2月に日本車輌製造で製造された編成であります。
7000系の後期型のLED化も進められているので、あの時に撮影しておいて良かったと思いました。
京王8000系のヘッドライトのLED化も進められており、8712Fに関しては、6+4編成のまま行われていました。
2月21日まで京王れーるランド100万人達成記念ヘッドマークが取り付けられていた8704Fは、取り付け期間中にヘッドライトのLED化が行われていたので、ビフォーアフターの表示も見られていたのであります。
京王線バージョンのダイヤ改正のヘッドマークは、8000系がイメージされたけい太くんと虹が描かれているので、明大前駅で接続する井の頭線も意識されています。
京王線で特急と準特急の違いは、笹塚、千歳烏山の両駅に止まるか止まらないかであるけど、2001(平成13)年3月27日に登場した当時は、分倍河原、北野駅停車が準特急、通過が特急となっていました。
2013(平成25)年2月22日に特急が分倍河原、北野の両駅に停車するようになってから、2015(平成27)年9月25日に準特急が一新されるまでの間、北野~高尾山口間で各駅停車となる列車が準特急となっていたけど、現在も高尾山口発着の準特急が北野~高尾山口間が各駅に停車となっています。
高尾山口発着の列車のうち、特急と急行は、高尾線(北野~高尾山口間)で、途中、めじろ台、高尾の両駅に停車、京王片倉、山田、狭間の各駅は通過となります。
今回の改正では、平日朝の橋本、京王多摩センター発新宿行きの急行の一部の準特急への格上げが話題となっているけど、この8712Fにも関連してきます。
今日(2月23日)から京王線の土休日新ダイヤがスタートし、京王ライナーの増発が話題になっています。
この日は富士山の日でもあるので、高尾山の山頂から富士山を眺めたことを思い出しました。
平日の新宿18時以降に発車する特急と準特急は、新宿→調布間で最後部の10号車が女性専用車となるので、それまでの間にエンド部分で撮影したのであります。
調布駅からは、女性専用車の区間が終了し、男性でも乗れる区間となるけど、ジャニーズ系のライブなどと同様に女性ばかりの状態となります。
このように、京王ダイヤ改正ヘッドマーク付きの8712Fによる特急京王八王子行きを撮影することが出来て良かったです。