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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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東武東上線の8198F(さよならブルーバード号)2 in寄居駅

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続いては、東武鉄道東上本線(東武東上線)の終点である寄居駅(埼玉県大里郡寄居町)で撮影した、8000系の8198F(ブルーバード号)です。

寄居駅は、秩父鉄道秩父本線、東武東上線、JR八高線(八高北線)が乗り入れる駅であり、全て秩父鉄道によって管理されています。

乗り場は、南側が東武東上線(1,2番線、上り(小川町方面)、川越、池袋方面へは全て小川町駅で乗り換え)、中央側が秩父鉄道秩父本線(3番線が下り(長瀞、秩父、三峰口方面)、4番線が上り(熊谷、羽生方面))、北側がJR八高線(5番線が上り(小川町、越生(おごせ)、高麗川方面、八王子方面へは全て高麗川駅で乗り換え)、6番線が下り(児玉、高崎方面))から成っています。

東武東上線の寄居駅で、PASMOやSuicaなどのICカードを使う場合には、改札口横と、東武線への連絡口にあるICカードリーダーで1回ずつ(計2回)タッチする必要があり、東武線側のICカードリーダーにもタッチしなければ、JR線経由の運賃となってしまうので注意が必要であります。

このことは、小川町駅(東武鉄道による管理)でのJR八高線でも言えることであり、今年3月15日までの越生駅もこうなっていました。

越生線とJR八高線の越生駅は、3月15日まではJR東日本による管理で、西口にしか改札口がなかったけど、3月16日には、東口及び東西自由通路の開設により、改札口が分離され、東武越生線専用の自動改札機も設けられるようになっています。

JR八高線の越生駅は、1面1線で、3月16日に無人駅となってしまいました。

寄居駅の南口の前には、ライフ(LIFE、スーパーストア)の寄居店があったけど、2013(平成25)年8月に閉店された後もそのままであり、寄居駅付近の廃墟と化しています。

小川町駅前にローソン(LAWSON)があるのに対し、寄居駅では、コンビニが駅から離れているので、ライフ閉店後に不便で何もない状態となっているのも言うまでもないです。

ライフ寄居店には、華屋与兵衛という和風レストランがあったことを覚えています。

寄居駅の北側の国道140号線沿いには、埼玉県川越市に本社があり、埼玉県を中心に展開されているスーパーストアである、ヤオコー(YAOKO)の寄居店があるので、こちらが受け皿となっています。

ヤオコーは、1890(明治23)年に、埼玉県比企郡小川町で、八百幸商店(青果業)として創業されていたので、発祥の地である小川町にもヤオコー(小川ショッピングセンター、みどりが丘店)があります。

ヤオコーが埼玉県中心であることは、東急世田谷線のところで紹介した、オオゼキが、世田谷区中心であることに準じています。

ヤオコー(八百幸)は、その名の通り、八百屋さんから始まったことが分かります。

八百屋と言えば、キテレツ大百科に出てきたブタゴリラ(熊田薫、八百屋の息子)を思い出します。

寄居駅の秩父鉄道線のホームには、2015(平成27)年まで立ち食いそば屋があったけど、現在は長瀞駅の立ち食いそば屋が後継ぎとなっています。

寄居駅では、秩父鉄道の6000系(元西武鉄道新101系、急行秩父路)や7800系(元東急電鉄8090系から改造された2両編成)を見ることが出来ました。

八高線の高麗川~倉賀野~高崎間(八高北線、高崎支社による管轄)は、埼玉県で唯一の非電化旅客路線であり、キハ110系列の気動車が活躍しています。

1996(平成8)年3月16日に八王子~高麗川間(八高南線)が電化される前は、キハ30系列やキハ38形によって八王子~高崎間での通しでの運転が行われていました。

八高線用として導入されていたキハ38形に関しては、千葉県の久留里線に渡った後、キハ37形と共に水島臨海鉄道(岡山県)に譲渡され、水島本線(倉敷~三菱自工前間)で活躍しています。

1992(平成4)年3月31日(秩父鉄道へのATS導入)までは、東武東上線から秩父鉄道線への直通運転が8000系の6両編成(現在イベント用となっている8111Fを含む)によって行われていたけど、長瀞行きと三峰口行きに分かれていました。

入れ替わりに西武鉄道の4000系または新101系が野上からの延長により、寄居まで乗り入れていたけど、2007(平成19)年3月6日に長瀞駅で打ち切りとなり、寄居駅から西武の車両が撤退していました。

2005(平成17)年3月17日の改正では、秩父鉄道直通列車の名残であった池袋~寄居間の直通列車が廃止され、小川町~寄居間が全て8000系によるワンマン運転となったのであります。

秩父鉄道の6000系は、西武新101系の時代に秩父鉄道への直通列車に使われていた為に、秩鉄ATS装置をそのまま使うことが出来るので、その分のコストが抑えられていました。

西武線⇔秩父鉄道の直通運転が開始されたのは、1989(平成元)年4月1日のことであり、今年で30周年を迎えていました。

東武東上線⇔秩父鉄道間の直通運転が廃止された理由は、上記の影響だけではなく、6両編成で東上線では輸送力減少、秩父鉄道では輸送力過剰となっていたこともあります。

東武6050系は、1986(昭和61)年10月9日の野岩鉄道会津鬼怒川線(新藤原~会津高原(現、会津高原尾瀬口)間)の開業に備えて6000系の車体が載せ替えられた車両なので、西武4000系が秩父鉄道への直通運転に備えて101系の車体が載せ替えられた車両であることに準じています。

東武6000系は、8000系ベースで6050系と同様のトイレ付き2ドアセミクロスシート車(東武日光線の優等列車の標準塗装だったチョコレート色の車体)だったけど、冷房が付いていませんでした。

フライング東上のリバイバルカラーは、青色に黄帯で評判が良いけど、それが見納めとなってしまうのが残念であります。

小川町駅には、リバイバルカラーの運用状況の表示があり、この日は81111F(セイジクリーム塗装)が越生線、81107F(ツートンカラー)が小川町~寄居間の午前中の運用に入っていたことを確認しました。

小川町駅が東武鉄道による管理駅なので、それらしい配慮が成されているのであります。

寄居駅では、パスネット(PASMOの前身である自動改札機対応のプリペイドカード、東武鉄道ではSFとーぶカードとして発売されていた)対応だった東上線専用の自動改札機が1基あったけど、他の乗車券類を入れてしまうトラブルが多発していたことや、パスネットからPASMOに移行されたことにより、2008(平成20)年6月14日に撤去されていました。

これにより、寄居駅が東上線で唯一自動改札機のない駅となってしまったけど、パスネットと共に、寄居駅の自動改札機懐かしいなという声が聞こえていると思います。

パスネットは、2000(平成12)年10月14日に登場し、2007年3月18日のPASMOの導入まで盛んに使われていました。

2008年3月には、自動改札機で使うことが出来なくなり、2015年3月31日をもって完全に廃止され、過去帳入りしていたのであります。

パスネットが西武多摩川線や東急世田谷線で使えなかったというデメリットがあったけど、その問題がPASMOにより解決していました。

PASMOは、バス共通カードとの統合により、バスや都電にも乗れるようになっています。

Suicaの前身は、イオカード(JR専用のプリペイドカード)であり、こちらもパスネットと同じような役割を果たしていたのであります。

休日おでかけパスでは、八高線の八王子~高麗川~寄居間で乗れるので、それで乗れる非電化区間は、八高線の高麗川~寄居間と、久留里線(木更津~上総亀山間、キハE130系100番台による運用)であります。

八高線の寄居~用土間は、秩父鉄道の熊谷方面と寄り添って走る併走区間であり、東側から高崎方面へと向かうことになります。

パスネットの前身は、一部の会社にあった東武線のとーぶカードなどのそれぞれの専用プリペイドカードであり、券売機で乗車券を買うだけの目的でありました。

PASMOやSuicaになってからは、電車やバスの乗車だけでなく、ショッピングや飲食等での電子マネーとしても使えるようになっています。

パスネット→PASMOとなってからは、使える鉄道会社が大幅に増え、Suicaとの相互利用により、首都圏のJR線にも乗れるようになっているので、便利になったなと思いました。

2001(平成13)年11月に登場した、JR東日本のSuicaが、首都圏のJR線のみならず、PASMOエリアの私鉄でも使えるのは、このことのお陰であります。

東上線の車両の搬入・搬出及び本線系統との入れ替えには、秩父鉄道が使われるので、寄居駅には10両編成が入ることも出来ます。

一昨年(2017(平成29)年)1月21日には、ブルーバード号となった51092Fによる団臨が実際に寄居駅に乗り入れていました。

10両固定編成が小川町~寄居間に入るシーンは、普段見られないので、鉢形~玉淀間の荒川橋梁の撮影ポイントには人が集まっていました。

8198Fが小川町~寄居間に入った時も荒川橋梁の撮影ポイントが賑わうことになります。

東武の荒川橋梁は、本線系統(東武スカイツリーライン(伊勢崎線))の北千住~小菅間(JR常磐線、東京メトロ千代田線、つくばエクスプレス線と併走)もあるけど、周辺にある荒川の土手が、3年B組金八先生シリーズのロケ地としても有名であります。

寄居町には、鉢形城跡があるけど、最寄り駅は、鉢形駅ではなく、寄居駅で、南側に向かって歩くか、バスを使って行くことになります。

鉢形駅付近には、埼玉県立 川の博物館(かわはく)があり、周辺を流れる荒川などの川について学ぶことが出来ます。

悲報。今日(6月8日)は、自分(しゃもじ)の土曜出勤(休日EXE、アウェイ)だけど、曇りの予報なのに晴れ間が出てしまい、土曜出勤日に晴れる説が当たってしまいました。(T_T)

6月1日は武蔵丘車両検修場での西武・電車フェスタがあり、晴れて暑くなっていたけど、自分(しゃもじ)の土曜休み(休日SE、ホームグラウンド)であったし、その後に神田MIFAでれんてつこを見たので難を逃れていました。

5月25日の前回の土曜出勤に晴れて暑くなったことで未だ立ち直れない状態であります。

本当に自分(しゃもじ)の土曜出勤(休日EXE、アウェイ)の時の晴天率の高さは半端じゃないです。

今日のホワイトキャンパスでは、あーにゃこと水湊あおひ氏が復帰するのに、土曜出勤(休日EXE、アウェイ)により行かれないのが残念です。明日行かれなかった、15日の土曜日も土曜出勤(休日EXE、アウェイ)により、16日(予備日、22日または23日)までお預けとなってしまいます。

今回8198Fで寄居駅まで行った理由は、寄居駅で撮影することはもちろんのこと、小川町~寄居間に久しぶりに乗ってみたかったことであります。 

このように、小川町から寄居まで、8198Fに乗り、寄居駅でも撮影することが出来て良かったです。  

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