
6月9日に、東京さくらトラム(都電荒川線)の荒川電車営業所(荒川車庫)で行われた、2019路面電車の日記念イベントでは、重要部検査に入場中の8900形の8906号車を見ることが出来ました。
都電の重要部検査や全般検査は、荒川電車営業所(荒川車庫)の検査棟で行われ、検査入場中の車両がある場合には、検査風景が公開されるけど、検査入場車両がない場合には、他の車両が置かれ、床下探検が行われます。
都電8900形は、2015(平成27)年から2016(平成28)年に掛けて、7700形化の対象から外された7000形の置き換え用として8両がアルナ車両で製造された車両であり、この8906号車は、2016年3月に8905号車と共に導入されていました。
カラーは、最初に導入された8901号車と8902号車がオレンジ、8903号車と8904号車がブルー、8905号車と8906号車がローズレッド、8907号車と8908号車がイエローであり、8800形で導入されたローズカラーが踏襲されています。
それがデビューしてから3年経ったことにより、初の重要部検査が順次行われるようになっているけど、今回8906号車の出番が回ってきたのであります。
これにより荒川車庫での重要部検査未入場車が、黄色い8900形である8907号車と8908号車の2両となってしまいました。
この時に8906号車の台車が綺麗だったので、試運転並びに出場が近づいていることが分かります。
都電のイベントでは、毎回車庫見学が行われているので、どの車両が入場しているのか楽しみにしています。
2014(平成26)年10月5日に大雨の中で行われた荒川線の日イベントでは、今年の路面電車の日イベントで展示されていた、8810号車の重要部検査入場シーンが見られていました。
このように、都電のイベントで、重要部検査入場中の8906号車を撮影することが出来て良かったです。