
8月15日は、池袋(副都心線)から和光市まで、東急電鉄の新5000系の5122F(青ガエルラッピング電車)による和光市行きに乗りました。
青ガエルのラッピング電車は、一昨年9月4日に、東横線開業90周年記念により施されたものであり、1954(昭和29)年10月から1986(昭和61)年6月まで活躍していた青ガエルこと初代5000系がイメージされた緑塗装が再現されています。
東急初代5000系(青ガエル)は、1980(昭和55)年春まで東横線で活躍していたので、期間限定でありながら、東横線に青ガエルが帰ってきたことになりました。
青ガエルのトップナンバーであるデハ5001号車は、1986年に上田交通(現、上田電鉄)別所線(長野県)に渡り、1993(平成5)年に引退した後、東急車輛製造で保管された後、2006(平成18)年には、車体の一部が切断された上で渋谷駅のハチ公口で展示されるようになっています。
こちらは観光案内所を兼ねた待ち合わせ場所となっており、現在はハローキティの装飾があります。
前面の90の表示は、初代5000系青ガエルの列車番号表示がイメージされています。
東急新5000系のうち、東横線で活躍している8両編成は、5118,5119,5121,5122Fの4編成で、そのうちの5121Fは、田園都市線での運用実績があるけど、他の3編成は、田園都市線に導入されるはずでありました。
東横線の5050系と新5000系の違いは、座席の色であり、田園都市線仕様と同じ青系となっています。
東横線と命名されるようになったのは、東京横浜電鉄の時代の1927(昭和2)年8月28日に、渋谷~丸子多摩川(現、多摩川)間が開業した時であり、一昨年90周年を迎えていました。
5122Fの青ガエルラッピング電車は、1年間の期間限定で運転される予定となっていたけど、好評によって延長されたけど、91周年を迎えても未だ90周年の表示のままとなり、8月28日から30日までの間は、92周年に90周年のラッピングということになります。
現在の東横線の原点である区間は、前年の1926(大正15)年2月14日の丸子多摩川~神奈川(反町~横浜間にあった駅で京急の駅とは別)間であり、当時は目黒までの直通運転が行われていました。
1926年2月14日は、TBSアナウンサーとして活躍し、京浜急行電鉄(京急)の大ファンであった、ロンちゃん、ロングおじさんこと故・吉村光夫氏の生誕日でもありました。
1981(昭和56)年3月21日にTBS系で放送されていたまんがはじめて物語の世界の地下鉄では、鉄道ファンでもあった故・吉村光夫氏によるナレーションが印象的でありました。
冒頭の実写シーンでは、地下鉄銀座線が日本最初の地下鉄ということで、当時の渋谷駅とオレンジ色の2000形が出てきていました。
アニメの本編では、今から156年前の1863年1月10日に開業した世界最初の地下鉄であるイギリス🇬🇧のロンドン地下鉄がテーマとなっていたのであります。
まんがはじめて物語は、1978(昭和53)年5月6日から1986(昭和61)年3月31日の間に放送されていたけど、その第一回目であった1978年5月6日には、鉄道に関することが出ていました。
まんがはじめて物語は、東急グループがスポンサーとなっていたので、実写シーンでは、東急の電車、東急百貨店の店内・紙袋・包装紙、東急ストアの店内が頻繁に出てきていたのは、その絡みであります。
世界の地下鉄の実写シーンで、オープニングに日本最初の地下鉄である銀座線の渋谷駅と、当時活躍していたオレンジ色の2000形が、エンディングに渋谷駅の新玉川線(現、田園都市線)、半蔵門線の渋谷駅での東急8500系がそれぞれ出てきたのはやはり、東急グループの本拠地であることや、銀座線の渋谷~新橋間が、東急の系列であった東京高速鉄道によって開拓されていたことの縁であると思っています。
1977(昭和52)年4月7日に新玉川線として開業した、田園都市線の渋谷~二子玉川(旧、二子玉川園)間は、東急によって作られた地下鉄規格の路線(横浜高速鉄道みなとみらい線と同様)なので、東京高速鉄道の現代版と呼んでいます。
副都心線の池袋~小竹向原間は、1994(平成6)年12月7日に、西武有楽町線の新桜台~練馬間と共に開業した線増部分であり、有楽町新線として、新線池袋駅(現在の副都心線の池袋駅)と小竹向原駅の間でノンストップ運転(要町、千川の両駅が通過だった)が行われていました。
当時は有楽町線が6分間隔であり、新桜台行きから(に)接続する和光市方面の列車がなかった為に、運転間隔が12分も開いていたことがありました。
このような問題を解決させる為に有楽町新線が作られ、小竹向原駅で練馬発着と新線池袋発着の和光市方面の列車を接続させることにより、日中の運転間隔が6分に統一されたのであります。
新線池袋発着の時代は、新線池袋行きの表示が出ているので、京王線の新線新宿行きの表示に似ていたんだな!と思いました。
副都心線の池袋駅は、西口のマルイシティ付近の地下にある駅で、新線池袋駅の時代から使われているけど、新線池袋駅の時代はひっそりとしていました。
要町駅と千川駅は、2層式であり、上部(地下2階)が有楽町線、下部(地下3階)が副都心線となっているので、トンネル部分が同時に構築され、下の副都心線では基礎の部分のみ先に作られていました。
副都心線の池袋行きは、池袋駅に到着した後に千川~小竹向原間の中線まで回送され、その後に池袋駅に戻り、池袋始発という措置が取られています。
横浜高速鉄道のY512Fは、未だみなとみらい線開業15周年記念のラッピング電車で運転されており、ヘッドマークも取り付けられています。
今日(8月18日)は、あーにゃこと水湊あおひ氏が出てきた舞台の千秋楽を迎えていたけど、15日に見に行けて良かったなと思っていました。
その後に青ガエルのラッピング電車を撮影することが出来たという幸せを感じました。
Fullfull Pocket(フルフルポケット)の「自分革命/キラメキサマー」のリリースイベントのファイナルが、新宿のタワレコで行われていたので自分(しゃもじ)はそこに行ってきました。
8月10日に浴衣姿のフルフルポケットのメンバーに出会えたことでも幸せを感じています。
青ガエルのラッピング電車は、8月30日まで運転される予定なので、今回撮影・乗車しておきました。
このように、青ガエルのラッピング電車を撮影することや、池袋から和光市までそれに乗ることが出来て良かったです。