
半年後の来年(2020(令和2)年)6月6日(土)には、東武鉄道の70090型によるTHライナー🚇🌃🌅(TJライナーの日比谷線直通バージョン)が、久喜→恵比寿間と、霞ケ関→久喜間でデビューするという情報が入ってきました。
THライナー🚇🌃🌅は、朝の久喜→恵比寿間に2本(平日は6時台と8時台、土休日は8時台と9時台の各1本)、夕方以降の霞ケ関→久喜間に5本(平日は18時台から22時台、土休日は16時台から20時台の毎時1本)の予定であります。
東上線の下りTJライナー(池袋→小川町間、50090型による運転)🚃🌃と同様に、土休日にも運転されることで、お出掛けや買い物はもちろんのこと、休日出勤(特に土曜出勤)にも嬉しい列車となります。
朝の久喜発恵比寿行き🚃🚇🌅は、東武線🚃の久喜、東武動物公園、春日部、せんげん台、新越谷の各駅で乗車扱いが行われた後、東京メトロ日比谷線🚇の上野、秋葉原、茅場町、銀座の各駅で降車扱いの為に停車し、霞ケ関から恵比寿(途中、虎ノ門ヒルズ(新駅)、神谷町、六本木、広尾の各駅に停車)まで、誰でも乗れるフリー乗車区間となります。
夕方以降の霞ケ関発久喜行き🚃🚇🌃は、その逆であり、日比谷線🚇の霞ケ関、銀座、茅場町、秋葉原、上野の各駅で乗車扱い、東武線🚃の新越谷、せんげん台、春日部、東武動物公園、久喜の各駅で降車扱いが行われます。
日比谷線直通列車🚃🚇では、南栗橋発着があるけど、久喜発着はTHライナーが初となります。
北千住駅🚉は、当然のことながら、乗務員交代及び保安装置の切り替えにより運転停車することになります。
霞ケ関始発となることは、中目黒寄りに留置線があるからであり、送り込みの回送が留置線に入ってからの入線であることが分かります。
朝の恵比寿行きが設定されることで、2002(平成14)年12月1日にJR埼京線が大崎駅まで延長されて以来の恵比寿行きの復活となるけど、1964(昭和39)年3月25日に霞ケ関~恵比寿間が開業し、同年7月22日に中目黒まで延長される前の時代を彷彿とさせます。
THライナーの料金やダイヤ等の詳細は、決定次第発表されることになります。
ライナー使用時のクロスシートモード💺では、荷物フック、ドリンクホルダー、コンセント🔌が付いています。
TJライナーと同様に、Wi-Fiが使えることも嬉しいサービスであります。
THライナーには、東武線(Tobu Line)と日比谷線(Hibiya Line)をダイレクトで結ぶほか、東京(Tokyo)とホーム(Home)を結ぶライナーの意味が込められています。
THライナーに使われる70090型は、その第一弾となる71791Fが今年12月14日から15日までの間に徳庵駅(近畿車輛、大阪府東大阪市)から熊谷貨物ターミナル(埼玉県熊谷市)まで甲種輸送され、16日に秩父鉄道、東武線経由で南栗橋工場まで送り込まれていました。
東武70000系が、東武鉄道初の近畿車輛製となっているのは、東京メトロ13000系と同じ仕様となっているからであります。
今年11月30日に、話題の相鉄・JR直通線が開業したことにより、羽沢横浜国大駅が開業してからは、横浜羽沢貨物駅での甲種輸送の撮影に行きやすくなったので、12月15日には70090型71791Fを撮影する人たちで賑わっていました。
東京メトロ日比谷線の路線🚇
中目黒~恵比寿~広尾~六本木~神谷町~(虎ノ門ヒルズ、来年6月6日開業予定)~霞ケ関~日比谷~銀座~東銀座~築地~八丁堀~茅場町~人形町~小伝馬町~秋葉原~仲御徒町~上野~入谷~三ノ輪~南千住~北千住→(東武線、南栗橋駅まで直通運転)
乗換駅
中目黒 東急東横線
恵比寿 JR(山手線、埼京線、湘南新宿ライン(横須賀線⇔宇都宮線、東海道線⇔高崎線)、相鉄・JR直通線)
六本木 都営大江戸線
霞ケ関 丸ノ内線、千代田線
日比谷 千代田線、都営三田線、有楽町線・JR山手線・京浜東北線(有楽町駅)
銀座 銀座線、丸ノ内線
東銀座 都営浅草線
築地 有楽町線(新富町駅、地上連絡)
八丁堀 JR京葉線
茅場町 東西線
人形町 都営浅草線、半蔵門線(水天宮前駅、地上連絡)
秋葉原 JR(山手線、京浜東北線、中央・総武緩行線)、つくばエクスプレス線、都営新宿線(岩本町駅、地上連絡)
仲御徒町 都営大江戸線(上野御徒町駅)、JR(山手線、京浜東北線(御徒町駅))、銀座線(上野広小路駅)
上野 銀座線、JR(山手線、京浜東北線、上野東京ライン(宇都宮線、高崎線、常磐快速線、東海道線)、東北・北海道・山形・秋田・上越・北陸新幹線)、京成本線(京成上野駅)
南千住 JR常磐快速線、つくばエクスプレス線
北千住 千代田線、東武スカイツリーライン(伊勢崎線、南栗橋駅まで直通運転)、JR(常磐快速線、常磐緩行線)、つくばエクスプレス線
三ノ輪駅からは東京さくらトラム(都電荒川線)の三ノ輪橋電停🚃🌸に行くことも出来ます。
虎ノ門ヒルズ駅🚇は、銀座線(虎ノ門駅)との乗換駅となるので、銀座線と日比谷線の乗換駅が増えることになります。
北千住駅の日比谷線乗り場は3階の高いホーム(6番線または7番線、つくばエクスプレス線と同じレベル)であり、日比谷線からの東武線の普通列車(各駅停車)も3階の高いホーム(5番線)からの発車となります。
12月1日の南栗橋車両管区(南栗橋工場)での東武ファンフェスタ🚃🎪の後、20000系列から改造された20400型の21412F🚃を初めて撮影することが出来ました。
こちらは、日比谷線直通で活躍していた20700型(20050型のオール3ドアバージョンだった)の21872Fのうちの4両(1997(平成9)年製)から改造された編成であります。
20400型🚃は、東武宇都宮線(栃木、新栃木~東武宇都宮間)で活躍しているけど、現在は南栗橋~新栃木間にも使われています。
東武ファンフェスタで展示されていた20000系の21804Fは、11月24日に三ノ輪から中目黒まで乗った時に当たった編成でもあるので、良かったなと思いました。
70090型の71791Fが70000系の通常バージョンの残りよりも先に導入された理由は、訓練用やプレス発表用の目的があると思っています。
東武ファンフェスタでは、工場部分で70090型の座席転換💺の実演が行われていました。
東武アーバンパークライン(野田線)🚃のダイヤ改正は、3月14日(土)に行われる予定で、目玉は、急行運転の運河~柏~船橋間への拡大であります。
柏~船橋間の急行は、毎時2本であり、日中は大宮~船橋間の直通が、朝と夕夜間のラッシュ時には、柏~船橋間で運転される予定であり、ラッシュ時に現在の急行と同じ停車駅の区間急行(大宮~春日部間のみ急行運転)が新設されます。
東武アーバンパークライン🚃の路線
大宮~北大宮~大宮公園~大和田~七里~岩槻~東岩槻~豊春~八木崎~春日部~藤の牛島~南桜井~川間~七光台~清水公園~愛宕~野田市~梅郷~運河~江戸川台~初石~流山おおたかの森~豊四季~柏~新柏~増尾~逆井~高柳~六実~新鎌ヶ谷~鎌ヶ谷~馬込沢~塚田~新船橋~船橋
乗換駅 大宮 JR(京浜東北線、上野東京ライン(宇都宮線、高崎線、東海道線)、湘南新宿ライン、埼京線、川越線(高麗川方面へは全て川越駅で乗換)、東北・北海道・山形・秋田・上越・北陸新幹線)、埼玉新都市交通ニューシャトル
春日部 東武スカイツリーライン(伊勢崎線、浅草、北千住、久喜、南栗橋方面)
流山おおたかの森 つくばエクスプレス線
柏 JR(常磐快速線、常磐緩行線)
新鎌ヶ谷 新京成電鉄新京成線、北総鉄道北総線、京成成田スカイアクセス線(成田空港線)
船橋 JR(横須賀・総武快速線、中央・総武緩行線)、京成本線(京成船橋駅)
急行の停車駅
大宮~岩槻~春日部~(この区間は各駅に停車)~運河~流山おおたかの森~柏~高柳~新鎌ヶ谷~船橋
区間急行の停車駅は、大宮~岩槻~春日部~(この区間は各駅に停車)~柏で、現在の急行(来年3月13日まで)と同じであります。
大宮~船橋間の所要時間は、急行運転により92分から76分と大幅に短縮され、柏~船橋間も速くなります。
平日の最終列車の繰り下げも行われ、流山おおたかの森駅でのつくばエクスプレスなどの最終列車からの乗り継ぎにも便利となります。
500系リバティによる特急アーバンパークライナー(平日の夜のみ運転)🚃🌃は、3月16日(月)から柏 23時17分発、春日部 23時57分着の73号も新設され、柏駅でのJR常磐線からの乗り継ぎにも便利になります。
アーバンパークライナー73号の途中停車駅は、流山おおたかの森、運河と、運河~春日部間の各駅であり、柏→運河間で特急料金(大人320円、小児160円)が必要で、運河→春日部間で誰でも乗れるフリー乗車区間となります。
大宮 22時43分発のアーバンパークライナー2号(運河行き、春日部まで特急料金が必要)🚃🌃は、22時44分発のアーバンパークライナー72号となり、岩槻駅にも停車するようになります。
浅草発のアーバンパークライナー(せんげん台駅まで特急料金が必要)🚃🌃は、21時30分発の3号(大宮、野田市行き、春日部駅で分割)は、71号となり、後ろの野田市行きが、73号の送り込みにより柏駅まで延長されます。
71号は、春日部~運河間の各駅と流山おおたかの森駅に停車してから柏駅へと向かうことになります。
これにより、平日の浅草 20時30分発のアーバンパークライナー1号(大宮行き)が春日部まで短縮され、土休日のスカイツリーライナー7号🚃🌃と揃えられます。
アーバンパークライナー🚃🌃のアーバンパークライン(野田線)での運用は、全て3両編成となるので、春日部~大宮間の500系の6両編成での走行シーンが見納めとなります。
急行停車駅となる高柳駅は、柏市の一部となっているけど、2005(平成17)年3月27日までは、東葛飾郡沼南町の唯一の駅となっていました。
逆井~六実間が複線化され、その中間にある高柳駅が2面4線化されることになるので、急行運転の運河~柏~船橋間への拡大が実現するきっかけとなっています。
柏~船橋間で最後まで単線のまま残されていた高柳~六実間は、12月15日に複線化されていました。
鎌ケ谷市は、北海道日本ハムファイターズ⚾の二軍の本拠地であるファイターズ鎌ヶ谷スタジアム🏟️があることにより、鎌ケ谷市にある東武新鎌ヶ谷駅と鎌ヶ谷駅の発車メロディーがファイターズ讃歌となっています。
春日部~運河間は、単線のままとなるけど、その区間にある愛宕駅と野田市駅は、来年度中に高架化される予定となっています。
THライナー🚇🌃🌅は、土休日にも運転される為に、平日休みを待たずに乗りに行くことが出来るので、友人のつか氏にも朗報であります。
70090型は、4編成導入される予定であり、残りの20000系列の置き換えにより、ロングシートモードでプレデビューすることが予想されています。
このように、昨日のプレスリリース発表と共にTHライナーを話題にすることが出来て良かったです。
画像は、11月10日に中目黒駅で撮影した、70000系の71711F、11月22日に三ノ輪駅と中目黒駅で撮影した21804F、12月1日に南栗橋駅で撮影した21412Fと東武ファンフェスタの日比谷線直通と東武アーバンパークラインの車両です。