今月7日は、秋葉原駅前(中央口)のバスターミナルで、1960年代のリバイバル塗装の都バスであるP-M190(練馬200か12-61)号車による茶51系統(駒込駅南口~秋葉原駅間)を撮影しました。
この時には、周辺にある秋葉原のアソビットシティで鉄道アイドルステーション♪が出てきたイベントに行っていた絡みで乗れなかったのが残念だったけど、撮影出来て良かったと思っています。
茶51系統は、駒込駅南口と秋葉原駅の間を東大正門、本郷三丁目駅、御茶ノ水駅経由で結ぶ路線で、1971(S46)年3月17日まで走っていた都電19系統(王子駅前~日本橋・通三丁目間)の流れが組まれています。
都電19系統は、唯一の駒込電車営業所所属の路線であったことで有名であり、19系統と共に駒込車庫が廃止されてからは、その跡地が都営駒込二丁目アパート、豊島区区民ひろば駒込、駒込地域文化創造館、豊島区立駒込図書館となっています。
茶51系統は、王子駅前~御茶ノ水駅間、駒込駅南口~東京駅丸の内北口間の路線に分かれていたけど、2000(H12)年12月12日に、王子駅前~駒込駅、御茶ノ水駅~東京駅丸の内北口間が廃止されて、駒込駅南口~御茶ノ水駅間に統合され、2007(H19)年3月26日には、秋葉原駅中央口への乗り入れが開始されたことで現在に至っています。
朝は従来通りの御茶ノ水駅発着で、本郷二丁目を出た後、湯島一丁目、神田明神前、外神田二丁目を経由して御茶ノ水駅前で折り返すことになるし。
秋葉原駅のバスターミナルには、秋葉原駅前と葛西駅前を結ぶ都バスの秋26系統(臨海支所所属)も発着しているけど、以前歩行者天国実施時間帯を除いて秋葉原駅電気街口のラジオ会館前から発着していたことを覚えています。
この路線は、2006(H18)年5月14日まで、交通博物館と地下鉄博物館を結ぶ路線と呼んでいました。
秋葉原駅中央口の広場は、1975(S50)年2月1日まで存在した貨物駅があった場所であり、2005(H17)年8月24日のつくばエクスプレスの開業に合わせて整備されたもので、その地下につくばエクスプレスの秋葉原駅、周辺にヨドバシカメラ(ヨドバシAkiba)があります。
反対側(外神田)の秋葉原クロスフィールド(秋葉原UDX)は、2006(H18)年3月に開業したエリアで、1989(H元)年5月に大田市場(大田区東海)に移転されるまで存在していた神田市場の跡地に整備されています。
この日は、都バスのP-M190号車も展示されていた都電のイベントが行われた前日であり、茶51系統の運用に入っていたので、都電のイベントの前に撮影することが出来て良かったと思っています。