Quantcast
Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

東武越生線の81111F2 越生駅

$
0
0




こちらは、一昨日(7月23日)、東武越生線の越生(おごせ)駅で撮影した、セイジクリーム塗装の8000系のワンマン仕様車である81111Fです。

越生駅は、埼玉県入間郡越生町にある、JR八高北線(高麗川~倉賀野、高崎間の非電化区間)と、東武越生線が乗り入れる駅で、2番線がJR八高北線(高麗川方面、小川町、寄居、高崎方面と共通)、3,4番線が東武越生線乗り場となっていて、東武線への連絡通路には、簡易PASMOタッチ機があります。

駅舎は、西側にあり、JRの管理となっているので、PASMOやSuicaなどのICカードで東武越生線利用の場合は、簡易タッチ機に2回タッチする必要があります。

東武東上線とJR八高北線の小川町駅は、東武鉄道による管理なので、JR側がその逆で2回タッチする必要があるし。

簡易タッチ機の場合は、自動改札機とは異なり、見落とす恐れがあるので注意が必要であります。

JR八高北線の越生駅は、交換可能な駅となっていたけど、昨年4月にエレベーターの設置により1番線が廃止されて棒線化(1面1線化)されて2番線だけの発車(上下線共用)となっています。

これに先立って、越生駅での交換が、昨年3月をもって廃止されていたし。

東武越生線が開業したのは、1932(S7)年2月17日の坂戸町(現、坂戸)~高麗川(後の森戸駅、現在のJR高麗川駅とは無関係)間のことで、当時は越生鉄道による貨物路線となっていました。

1934(S9)年12月16日には、越生まで延長され、旅客運転も開始されていました。

1943(S18)年7月1日に越生鉄道が東武鉄道に吸収合併されて東武越生線となり、1950(S25)年7月24日に電化。

1984(S59)年までは貨物列車も通っていたけど、当時は西大家駅から日本セメント(現、太平洋セメント)埼玉工場へと至る引き込み線も使われていました。

同様に1999(H11)年までの間にJR高麗川駅から太平洋セメントの埼玉工場への専用線も通っていたし。

越生駅から黒山へのバスは、川越観光自動車(KKJ、東武・朝日自動車グループ)による運用となっているけど、1998(H10)年までは東武鉄道のバス事業(現、東武バスウエスト)による運用となっていました。

このバスは、関東三大梅林(水戸偕楽園、熱海、越生)の一つである越生梅林を通るので、観梅シーズンには、川越観光自動車と東武バスウエストによる臨時バスも運転されています。

東武鉄道のバス事業は、2002(H14)年10月1日に東武バスセントラル、東武バスウエスト、東武バスイースト、東武バス日光に分社化されていたけど、群馬エリアを走っていた東武バスの路線は、それ以前に子会社であり朝日自動車系列でもある関越交通に譲渡されています。

越生線のうち、複線区間は、武州長瀬~東毛呂間で、1987(S62)年8月25日に複線化されていました。

武州唐沢~越生間では、JR八高北線と並走する区間で、JR側が非電化区間、東武側が電化区間という状態であるので、寄居駅の熊谷・高崎寄り(秩父鉄道とJR八高北線との並走区間)でも見られています。

セイジクリーム塗装の81111Fの営業運転開始は、今年3月29日の越生線のことで、4月9日からは東上線の小川町~寄居間にも使われるようになっています。

6月4日から30日までの間は、かつて越生線直通列車として運転されていた急行くろやま号がイメージされたヘッドマークが付いていたけど、撮影出来なかったのが残念であります。

側面の車番の書体は、8111Fと同様であり、東武鉄道の文字も入っています。

越生線でセイジクリーム塗装を狙ってみたいと思っていたけど、今回実現して良かったです。

8月1日から9月1日までの間には、81111Fに東上線開業100周年記念ヘッドマークの第3弾が付く予定となっています。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

Trending Articles