続いては、先月(7月)27日に、淀屋橋駅で撮影した京阪8000系の8010Fによる特急出町柳行きで、こちらにも25周年記念の副標が付いていました。
8010Fは、1993(H5)年、8009Fと共に導入された最終増備車で、2010(H22)年3月に一番最初にリニューアルされた編成でもあります。
その初日である2010(H22)年3月27日には、中之島駅で展示会が行われ、中之島から出町柳までの臨時特急に使われていました。
中之島に特急が乗り入れるのは、臨時列車のみで、その時に特急用発車メロディーのアレンジバージョンを聴くことが出来ます。
この時には、普段閑散としている中之島駅が大いに賑わっていました。
リニューアルにより、車端部の座席がロングシート化されたことにより、特急用車両としては1900系以来のセミクロスシートとなっています。
1997(H9)年に導入されていた9000系のほうは、登場当時はセミクロスシートで、主に平日朝の特急に使われていたけど、新3000系の登場によりロングシート化され、7200系とほぼ変わらない状態となっていました。
8000系の内装が新3000系並にリニューアルされたのは良いけど、京阪特急のシンボルであり、テレビカーの由来となったテレビが撤去されたことで残念に思っています。
テレビは京都(出町柳)寄りにあったので、淀屋橋行きの場合は後ろ向きで座らされていたし。
折角地上デジタル放送対応の液晶タイプに改造されたのに、撤去された理由は、京都と大阪の地下線でデジタル放送に対応していなかったことも挙げられています。
京都と大阪の地下線では、2011(H23)年7月に廃止されたアナログ放送のままとなっていたし。
アナログ放送が廃止されてからは、テレビを見れない区間となっていました。
現在は、テレビカーよりも2階建て車両に人気が集中しているのも言うまでもないです。
淀屋橋駅と北浜駅の間は、改札外の連絡通路で結ばれています。
淀屋橋駅での特急の発着ホームは、日中は全て4番線で、1番線部分を通過する為に通過サイン音が鳴るのが特徴であります。
この8010Fは、淀屋橋駅で見送ったけど、その日に樟葉から淀屋橋まで乗ることが出来ました。