今月(8月)6日は、ステッシャー(鉄道アイドル、ステーション♪のファン)である友人と一緒に、日暮里から見沼代親水公園まで、都営交通の一つである日暮里・舎人ライナーの300形316Fに乗りました。
日暮里駅のJR改札で友人と待ち合わせた後、上に上がって日暮里・舎人ライナー乗り場へ。先頭の前展望席が空いていたので、前面展望を楽しみました。
このような特等席は、新橋と豊洲の間をお台場経由で走るゆりかもめと同様に自由に座ることが出来るけど、たまに行われる有人運転モードの時には座れないので要注意であります。
日暮里・舎人ライナーの300形は、ゆりかもめの7200系ベースの5両編成で、2008(H20)年3月30日の開業当時は、クロスシート車の12編成が導入されていました。
2009(H21)年8月29日のダイヤ改正には、増発と共に一部ロングシート化に変更された313Fと314Fが導入され、既存の車両も、混雑に対応しきれなくなった為に一部ロングシート化されていました。
こちらはオールロングシートに改造された訳ではなく、クロスシートも残されています。
2011(H23)年12月3日の改正には、更に増発され、315Fと316Fの2本が導入されたことによって現在に至っています。
今回乗った316Fも、2011年に導入された編成であるし。
日暮里駅は、1面2線の駅で、駅前広場の上にあり、日暮里を出ると左へとカーブすることになります。
左へとカーブした後、尾久橋通りの真上を進み、JR常磐線や京成本線とオーバークロスしてから西日暮里駅へ。
西日暮里駅は、1969(S44)年12月20日の営団地下鉄(現、東京メトロ)千代田線の北千住~大手町間の開業と共に出来た駅で、1971(S46)年4月20日の千代田線と常磐緩行線の直通運転化に伴う利便性向上により、国鉄(現、JR東日本)山手線と京浜東北線の駅が新設されていました。
日暮里・舎人ライナーの西日暮里駅は、尾久橋通り真上の離れた場所にある為に、JR線との乗り換えは西日暮里駅よりも日暮里駅が便利ということになるし。
西日暮里を出た後、常磐貨物線、明治通りとオーバークロスし、赤土小学校前へ。その由来となった赤土小学校は、東側にあります。
西日暮里~赤土小学校前間で北区を通るけど、その間に駅はないです。
次の停車駅の熊野前駅は、熊野前陸橋の東隣にある駅で、都電荒川線への乗換駅でもあります。
4月9日に、一緒に行った友人と都電荒川線に乗りに行った時に、日暮里・舎人ライナーを見たので、次は一緒に乗りに行こうと計画していました。
熊野前では、都電の7000形を見ることが出来ました。
日暮里・舎人ライナーでは、現在専用の1日乗車券が無いので、都営地下鉄・都電・都営バスと共通の都営まるごときっぷ(大人700円)か、それに東京メトロや都区内のJR線も加わった東京フリーきっぷ(大人1500円)を買うしかない状態でした。
熊野前では、日暮里・舎人ライナーの旅の後に都電に寄り道することが可能であります。
今回は見沼代親水公園までの往復で済ませました。
熊野前を出た後、隅田川を渡り、K'sデンキの足立本店のある足立小台へ。
足立区の小台は、隅田川と荒川に挟まれた場所にあるけど、都電の小台電停は荒川区にあります。
足立小台を出た後、一気に上がり、荒川を横断し、首都高速中央環状線沿線とオーバークロスしてから扇大橋駅へ。
こちらは沿線のハイライトであり、良く晴れた日には富士山を眺めることが出来ます。
扇大橋を出た後は、高野(こうや)へ。高野とは、以前の足立郡高野村のことで、足立区になってからも高野町という地名が使われていました。
次にある江北駅は、池袋駅と西新井駅を王子駅経由で結ぶ王40系統の江北四丁目バス停付近にあり、駅前のロータリーには、都営バスの里48系統(加賀団地循環を含む)、東43系統(田端駅経由駒込病院、東京駅丸の内北口行き)、東武バスの北05系統(北千住駅行き)が発着しています。その前にはライフやコジマ×ビックカメラがあるし。
宇都宮市に本社のある家電量販店であるコジマは、ソフマップと同様にビックカメラグループであります。
その後に、環七通りとオーバークロスしてから西新井大師西駅へ。
ここから西新井大師へは、徒歩15分くらいの距離にあるので、西新井大師へは東武大師線の大師前駅(西新井駅より1駅)のほうが近いです。
それだけでなく、西から始まり西で終わるユニークな駅名でもあるし。
駅の西南部分には、上沼田東公園があり、仮称の段階では上沼田東公園駅となっていました。
この後北上し、谷在家を通り、舎人公園駅へ。
谷在家駅付近には、都営谷在家アパートがあるので、団地の住民たちにとっては交通渋滞に悩まされることもなく移動することが可能となっています。
駅名の由来となった舎人公園は、西地区と東地区に分かれており、西側には足立流通センターや中央卸市場足立北市場もあります。
日暮里・舎人ライナーに並行している都営バスの里48系統は、日暮里・舎人ライナーが通らない足立流通センター地区に乗り入れているのが特徴であります。この路線は、日暮里・舎人ライナーが運休となった時の代替交通手段としても生かされているし。
日暮里・舎人ライナーの車両基地は、舎人公園東地区の地下にあるので、中央部分で本線と分かれた後に地下に入っていくことになります。
その為に、舎人公園駅はゆりかもめの有明駅と同様の2面3線で、中央部分が出入庫線となっているし。
舎人公園を出た後、舎人駅に停車し、終点の見沼代親水公園駅へ。
見沼代親水公園駅は、東京都の最北にある1面2線の終着駅で、埼玉県境が目と鼻の先となっています。
舎人公園の車両基地へは、見沼代親水公園~舎人公園間の営業運転または回送列車で出入庫されることになるし。
駅名の由来となっている見沼代親水公園は、北側にあり、友人と端から端まで歩きました。
そこに行く前に、歩いて埼玉県に入り、島忠ホームズ草加舎人店、サーティワンアイスクリームやOKストアに立ち寄りました。
周辺にあるマクドナルド草加遊馬町店は、埼玉県草加市に位置しており、すぐ南側が東京都であります。
このように、友人と一緒に日暮里・舎人ライナーの旅に行けて良かったと思っています。