先月(7月)21日は、高尾から石和温泉まで、中央東線の115系のナノC4編成(クハ115-1110F)による普通列車555Mに乗りました。
この編成は、以前小山電車区所属で、Y1099編成とY1082編成として活躍し、2001(H13)年の転入の時にドッキングさせたものとなっています。
旧Y1099編成は、1978(S53)年の新製当時は、岡山電車区所属となっていたし。
小山電車区からの転用は、7両の基本編成からサハを抜いたものや、2編成をドッキングさせたものがあり、今回乗った編成は、後者に該当しています。
555Mは、高尾 18時45分発の甲府行きで、塩山駅(山梨県甲州市)でE257系による特急かいじ117号(新宿発甲府・竜王行き)の待ち合わせが行われていました。
115系C編成は、現在中央東線の立川~塩尻間と、篠ノ井線の塩尻~松本~長野間で運転されているけど、以前東海道線の東京~熱海、沼津、静岡、伊東間(田町電車区→田町車両センター所属)で活躍していた211系に順次置き換えられる予定で、6月1日に211系のナノN601編成(旧チタN1編成、クハ211-1F)が営業運転に入った絡みにより、ナノC2編成(クハ115-1125F)が廃車となっていました。
中央東線に転用されるの211系は、旧チタN1~6,21~26,31,32編成からグリーン車とサハを取り除いた6両で、旧N1~6編成がセミクロスシート、他はロングシートとなります。
田町車両センターに所属していた211系の5両付属編成は、新潟地区に転用される予定だったけど、新型のE129系の導入に変更された為に、残念なことに全て廃車となっていました。これらの車両の廃車発生品は、部品取りに使われると思われます。
これらの編成は、14編成なので、全てのC編成を置き換えることが可能であることが分かります。
ナノC1編成(クハ115-1123F)は、豊田車両センターの115系と同様のスカ色(山スカ塗装)に変更されたことで話題となっています。
国鉄末期に、スカ色の1000番台が1編成のみ存在していたことがあったので、あの時の再来となりました。
今回は211系が増える前に115系に乗れて良かったと思っています。
画像は、高尾、塩山、石和温泉駅で撮影。