続いては、先月(8月)23日に西武新宿線の南入曽車両基地で行われた電車夏まつりで、床下機器の見学用として展示されていたN2000系の2081Fです。
この編成は、1991(H3)年に東急車輛製造(現、総合車両製作所横浜事業所)で製造され、2008(H20)年には、製造元の東急車輛製造に帰り、車体更新が行われていました。
こちらは2047F(6連)に続くN2000系の更新車で、8連としては第一号でした。
N2000系の更新車は、戸袋窓が埋められているので、2000系と同様の側面となっているし。
車体更新された時には、VVVF化されず、界磁チョッパ制御のままとなっているので、2000系独特の音を楽しむことが出来ます。
LED表示は、快速急行狭山市と、またレアな表示が披露されていました。
2005(H17)年8月27日に、南入曽車両基地で初めてのイベントが行われていたけど、当時は西武新宿から狭山市まで、2000系による臨時の急行狭山市行きが運転されていたことを覚えています。
狭山市行きは普段見られないので貴重であるし。
翌年の2006(H18)年からは電車夏まつりとして毎年定期的に開催されるようになり、新所沢~南入曽車両基地間で洗車体験付きの送迎電車も新設されていました。
これにより、横瀬、武蔵丘と合わせて西武鉄道三大イベントとなっていたし。
横瀬での西武トレインフェスティバルは、今年2月の大雪により屋根が崩壊した為に開催が危ぶまれています。
床下機器見学コーナーでは、普段カバーが掛かって見ることの出来ない制御装置の内部を見ることが出来て良かったです。