続いては、今月(10月)4日に横浜市営地下鉄ブルーラインの北新横浜駅付近にある新羽車両基地で行われた、はまりんフェスタ2014(横浜市交通局の総合イベント)で展示されていた、初代横浜市営地下鉄用の1000形の1011Fを反対側及び横から撮影したものです。
この時には、入れ替え用のモーターカーと繋がれた状態で展示されていました。
以前の横浜市営地下鉄の車両は、ドアの部分が青く塗られていたので、ブルーラインと命名される前から青色がラインカラーとして使われています。
この1011Fは、川崎重工業で製造された車両で、蒔田駅付近で地下に搬入されていました。
横浜市営地下鉄ブルーラインの駅は、湘南台、下飯田、立場、中田、踊場、戸塚、舞岡、下永谷、上永谷、港南中央、上大岡、弘明寺、蒔田、吉野町、阪東橋、伊勢佐木長者町、関内、桜木町、高島町、横浜、三ツ沢下町、三ツ沢上町、片倉町、岸根公園、新横浜、北新横浜、新羽、仲町台、センター南、センター北、中川、あざみ野の各駅で、そのうちの上永谷、新羽、仲町台、センター南、センター北の各駅が地上駅となっています。
うち、湘南台~下飯田、下飯田~立場、センター北~中川、中川~あざみ野間には、途中駅のない地上区間を走るけど、中川~あざみ野間は、国道246号線と交差する区間となっているし。
踊場駅は、猫の踊場伝説に由来する駅であり、至るところに猫のデザインがあります。
湘南台~下飯田間は、相鉄いずみ野線との並走区間であり、地上に出た後に境川を渡った時に藤沢市から横浜市に入るのであります。
下飯田駅は、相鉄いずみ野線のゆめが丘駅からも近いです。
1000形は、左右非対称の前面窓が特徴のスキンステンレス製で、抵抗制御車でありました。
老朽化に加え、ホームドア設置のワンマン運転に対応出来なかったから2000形と共に3000R形や3000S形に置き換えられて廃車となっていたけど、1011Fがこのように3両化された上で保存されたことで嬉しく思っています。
やはりスペースの関係や、開業当時のイメージに近づける為に3両化されていたし。
1016号車は、前面のはまりんマークが剥がされていたけど、1011号車は付いたままとなっていました。
新羽車両基地では、1000形や2000形の解体作業が行われていたけど、保存されなかった1013,1014,1015号車は当然解体されていたし。
今回のはまりんフェスタでは、雨に降られなかったお陰で1000形を良い感じで撮影出来て良かったと思っています。