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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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東上線ファミリーイベントでの8505F

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こちらは、東武東上線の森林公園検修区で行われたファミリーイベント2014で展示されていた、8000系の2連である8505Fです。

この8505Fは、今年6月に廃車となった8185Fとペアが組まれていた編成で、8506Fと共に秩父鉄道のATS装置が取り付けられていることから、本線系統と東上線系統での移動の時に羽生~熊谷~寄居間での牽引車両として活躍することもあります。

今日(11月20日)は、南栗橋工場でツートンカラー化されて出場していた81107Fの送り込み回送の時にこの8505Fによる牽引が見られていました。

現在東上線系統に残されている2連の8000系は、8505,8506,8560Fの3編成であり、そのうちの8506Fは、東上線の8000系の8連で最後の1編成である8175Fとペアが組まれています。

8560Fは、先月末に廃車となった8181Fとペアが組まれていたけど、秩父鉄道のATS非搭載であることから牽引車として使うことが出来ず、廃車回送されるのを待っている状態となっています。

8181Fのほうは、今年4月20日に和光市から池袋まで乗ったのが最後でした。

8連バージョンは、ワンマン対応で残る4連と同様にLED表示となっているけど、この2連バージョンは、野田線の8000系の一部と同様に、方向幕となっているのが嬉しいと思います。

やはりLEDだと撮影している時に切れることもあるのでそのはずであるし。

この時には、快速急行池袋のほか、特急寄居、急行池袋⇔小川町とかつての矢印表示も披露されていました。

かつて東武東上線では、池袋⇔○○と言った矢印表示が当たり前のように使われていたことがあったけど、誤乗防止や、行先を分かりやすくすることにより、現在の表示となったのであります。

この8505Fは、1965(昭和40)年に日本車輌東京支店(かつて埼玉県蕨市にあった工場)で製造されてから49年間活躍している編成であります。

東武鉄道と日本車輌との取引は、専ら東京支店となっていたので、東京支店が閉鎖されてからは取引が無くなっています。

因みに8111Fのうちの4両(1963(昭和38)年製)や、東武博物館等で静態保存されている1720系1721F(1960(昭和35)年製)も日本車輌東京支店で製造されていたので、東武博物館にあるデハ1形5号車(東武鉄道で最初に導入された電車)と共に日本車輌製の東武の電車の歴史を語り継ぐことが出来ます。

8505Fは、一昨年12月2日に南栗橋工場で行われていた前々回の東武ファンフェスタでその検査入場シーンが公開されていたけど、特急 池袋⇔志木の表示となっていたことを覚えています。

セイジクリームの81111Fの捕捉で、81111Fは、1982(昭和57)年に富士重工業宇都宮車両工場(現在のエコ宇都宮工場)で製造されていました。

富士重工業製の鉄道車両の銘板には、富士重工業の頭文字であるカタカナのフの字がイメージされた○フマークが描かれているのが特徴だけど、2003(平成15)年にバス車体事業と共に鉄道車両事業から撤退してから○フマークから、レガシィやインプレッサなどの乗用車(スバル自動車部門)でお馴染みのスバルマークと化しています。

富士重工業はやはりスバル化してきている証でもあるし。

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