昨年12月29日は、勝浦から安房鴨川まで、E257系500番台(マリNB05編成、クハE257-505F)によるわかしお7号の後運用の普通列車に乗りました。
この列車は、京葉線の東京から勝浦まで、特急運転(途中、海浜幕張、蘇我、大網、茂原、上総一ノ宮、大原、御宿に停車)で、勝浦から安房鴨川まで普通列車扱い(鵜原、上総興津、行川アイランド、安房小湊、安房天津に停車)となります。
今回は4年ぶりに房総半島一周したけど、今回もこの普通列車に乗ることにこだわりました。
このような運用は、同じE257系によるしおさい5,10号の成東~銚子間、あやめ号の佐原~鹿島神宮、銚子間、さざなみ8号の館山→君津間でも見られており、わかしお号では、7号のほか、1号,10号(255系による運転でグリーン車のみ指定席扱い)、19号,23号,27号,8号,18号,30号も勝浦~安房鴨川間普通列車扱いとなっています。
これらの普通列車の運用は、183系の時代から受け継がれているし。
勝浦でわかしお7号の後運用(57M→5257M)に接続する千葉発勝浦行きの普通列車(247M、209系の4+4の8連による運用)は、上総一ノ宮で、わかしお7号に追い抜かれて勝浦まで先行となるので、247Mから安房鴨川方面に向かう場合は、そのまま終点の勝浦まで行って乗り換えることになります。
こちらはわかしお7号から通過駅の東浪見、太東、長者町、三門、浪花の各駅への乗り継ぎや、大原、御宿、勝浦まで急ぐ場合の乗り継ぎに使われています。
この時に使われた編成は、マリNB05編成(クハE257-505F)で、2004(H16)年10月16日に、わかしお号とさざなみ号の183系の置き換え用として導入された編成で、初年度分に導入されていたNB01~10編成の導入により、わかしお、さざなみ号の183系が一斉に置き換えられていました。
翌年の2005(H17)年12月10日の改正の時には、NB11~19編成も導入され、しおさい号やあやめ号の183系も置き換えられていました。
NB11~19編成は、この時に行われた全席禁煙化に合わせて導入されていたので、先行的に運用に入ることは無かったし。
松本車両センターのE257系(あずさ、かいじ用)とは異なり、普段は5両編成、通勤時間帯は5+5の10両編成で使われているので、前面が0番台の9号車と同じ貫通式となっています。
E257系の普通の表示は、縦表示となっているし。
内房線特急のさざなみ号は、わかしお号と比べて以前よりも本数が大幅に減っており、通常期に館山まで乗り入れるのは、さざなみ1号(土休日運休、255系による運用)、7号、11号(土休日運休)、13号、4号、6号(土休日運休)、8号(館山→君津間普通列車扱い)、12号(土休日運休、255系による運用)と極端に少なくなっています。
2004(H16)年8月に、勝浦から安房鴨川まで、183系に乗った時、安房鴨川から館山まで113系、館山から君津まで183系の普通列車(君津から特急さざなみ号となっていた)に乗り継いでいたことを覚えています。
あれから今年で10年経ちます。
このE257系500番台は、今朝、高尾、新宿、両国→銚子間での犬吠初日の出号に使われていました。
犬吠埼は、一番早い初日の出の名所であります。
この日はあずさ、かいじ用のE257系による外房初日の出号が、高尾~千倉間(外房線経由)で運転されていたし。
このことにより、今年最初の鉄道画像に選びました。
画像は上総一ノ宮、勝浦駅で撮影。