こちらは、昨年12月26日に、西武新宿駅で撮影した、西武20000系20158Fによる妖怪ウォッチのラッピング電車(各停新所沢行き)です。
この日は、西武新宿から下落合までそれに乗って帰っていたけど、この時に妖怪ウォッチのラッピング電車に当たるとは思っていなかったです。
年末年始には、この妖怪ウォッチのラッピング電車が新宿線系統に貸し出されていたので、所沢駅を介して車両の入れ替えが可能な状態が生かされています。
西武鉄道の総合車両工場である武蔵丘検修場が、高麗駅付近にあるので、新宿線所属の車両も、検査の時に池袋線を走ることになるし。
新宿線系統と池袋線系統の直通列車は、新宿線系統所属車両による西武新宿と西武球場前への直通列車が有名だけど、1993(平成5)年12月5日までの休日には、5000系初代レッドアローによる特急おくちちぶ号として、西武新宿～西武秩父間で直通運転が行われていたこともありました。
昨年は5月と8月に4000系による直通列車も運転されていたし。
各停新所沢の表示は、新宿線系統に転用されていたことの証であります。
20158Fは、2005(平成17)年に、10両固定の20108F(現在は新宿線系統所属)と共に導入された20000系の最終増備車である8両固定編成で、池袋線のほか、狭山線、西武秩父線、豊島線でも使われています。
このグループの導入によってN101系の置き換えが開始され、4連の一部は3連化されて秩父鉄道に、2連は上信電鉄に譲渡されていました。
西武新宿駅の1番線は、各停メインで使われているけど、かつて前述の5000系初代レッドアローも発着していました。
5000系初代レッドアローは、1995(平成7）年12月に全廃となり、最後まで活躍していた5503Fの先頭車が横瀬車両基地で静態保存され、5501Fと5507Fが3連化された上で富山地方鉄道の16010形として活躍しています。
富山へは、今年3月14日の北陸新幹線の長野～金沢間の開業により、金沢と共に日帰りでも気楽に行ける場所となります。
このように、西武新宿線でも妖怪ウォッチラッピング電車を撮影することが出来て良かったです。