先月(1月)12日は、上町から三軒茶屋まで、東急300系の赤色の編成である308Fに乗り継いで行きました。
この編成は、2001(平成13)年に最後まで残されていた緑色の旧型電車であった150形の置き換え用として導入された編成であり、当初からステップや車椅子用リフトが省略されています。
以前は聞茶(キリンビバレッジから発売されていた烏龍茶飲料)やせたまる(世田谷線専用だったICカード)のラッピングが施されていたこともありました。
どちらも現在発売されていないので過去のものとなっています。
せたまるは、2002(平成14)年7月7日から2012(平成24)年9月30日まで存在していた世田谷線専用ICカードであり、PASMOやSuicaとは異なるシステムで、ポイントも付いていました。
304F(黄緑色)の編成には、キリンビバレッジの生茶(緑茶飲料)のラッピングが施されていたことがあったけど、昨年6月2日まで鉄道アイドルステーション♪に在籍していたななちゃこと千葉奈々希氏による生茶じゃないよ、ななちゃだよ。という言葉を思い出しました。
赤色は、鉄道アイドルステーション♪のあいりんこと神野愛莉氏のメンバーカラーであり、ななちゃやいっちー(加藤一華氏)と共に卒業していたあーやんこと三江彩花氏から受け継がれています。
世田谷線では、きなりんこと石川きなり氏のメンバーカラーである黄色の306F(レリーフイエロー、世田谷線のラインカラーやステーション♪カラーでもある)、ねねちこと南寧々氏のメンバーカラーである水色の302F(モーニングブルー)、まみたんこと小池真実氏のメンバーカラーであるピンク色の305F(チェリーレッド、レッドと言ってもピンクに近い)もあることで、鉄道アイドルステーション♪のメンバーカラーが揃っています。
因みにいっちーこと加藤一華氏はオレンジ色、ななちゃこと千葉奈々希氏は緑色、2012(平成24)年末に卒業したなること金城成美氏はピンク色となっていたので、こちらも世田谷線の色でもあります。
オレンジは309F(バーントオレンジ)で、都電荒川線の8808号車と8809号車の色でもあるし。
緑茶飲料のラッピングと言えば、以前伊藤園のお~いお茶のラッピングが施されていたこともあったし。
東急世田谷線は、1925(大正14)年1月18日に玉川電気鉄道(玉電) の支線として、三軒茶屋~世田谷間が開業し、同年5月1日に下高井戸まで全通していました。
あれから今年で90年経ったのであります。
1969(昭和44)年5月に、玉川線の渋谷~二子玉川園(現在の二子玉川駅)間が廃止されたことにより、世田谷線として独立していたけど、やはり都電荒川線と同様に大部分が専用軌道であり、並行道路を整備することが出来なかったことなどの理由により廃止されずに存続となった路線であります。
路面電車らしい区間は、若林駅付近の環七通り横断部(若林踏切)のみであり、都電荒川線と同様に交通信号に従う方式となっています。
このように、路面電車よりもLRTのイメージが強いということが分かります。
東急世田谷線の三軒茶屋駅は、以前国道246号線側にあり、玉電時代に渋谷まで直通運転されていたけど、玉電廃止後に独立し、1996(平成8)年11月15日には、キャロットタワーの開設により、現在の姿となっています。
1992(平成4)年11月11日から1996(平成8)年11月14日までの間は、改良工事により三軒茶屋駅が西太子堂駅寄りに仮移設されていたこともあったけど、西太子堂駅との距離が非常に近かったです。
現在の三軒茶屋駅は、煉瓦造りのヨーロッパ調のデザインであり、ドーム状の屋根が特徴であります。
このことにより、1997(平成9)年に関東の駅百選に選定されていたけど、当時は、レトロな雰囲気である緑色の旧型電車の70形、80形、150形(2001(平成13)年までに全廃されていた)が当たり前となっていました。
世田谷線の三軒茶屋駅のデザインは良いし、夜でも綺麗に撮影出来るので、お気に入りの場所としています。
下高井戸駅では、電車が到着する時に水が撒かれる散水式のポイントがあるのでこちらもお気に入りであるし。
このように、お気に入りの撮影ポイントである東急世田谷線の三軒茶屋駅で、赤い電車を撮影することが出来て良かったです。
おまけの画像は、一昨日(1月31日)、宮の坂駅で撮影した308Fです。