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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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半蔵門線の8110F

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3月28日は、三軒茶屋から錦糸町まで、東京メトロ8000系で最後まで残った電機子チョッパ制御車である8110Fに乗りました。


この編成は、他の編成と同様に、VVVF化されることにより、今月(4月)中に運用離脱されるので、記念のステッカーが付いています。


これにより、1971(昭和46)年に千代田線に6000系が導入された時から続いていた営団地下鉄→東京メトロの電機子チョッパ制御車が全廃となります。


千代田線の6000系と有楽町・副都心線の7000系は既にVVVF車に統一されているし。


半蔵門線の8000系は、1980(昭和55)年に8101Fが落成し、翌年の1981(昭和56)年4月1日に営業運転が開始されていました。


これまでの半蔵門線は、東急8500系が借り入れられていたし。


この8110Fは、1990(平成2)年11月28日の三越前~水天宮前間の開業に伴って、東急車輛製造(現、総合車両製作所横浜事業所)で製造された8000系の編成単位での最終増備車であるけど、1989(平成元)年1月26日の半蔵門~三越前間の開業に合わせて8111~8119Fが導入されていたので、8110Fが8000系の編成単位での最終増備車と変則的なことになったのであります。


そのうちの8112~8114Fは、1987(昭和62)年から翌年の1988(昭和63)年に掛けて、輸送力増強に伴う増備車及び05系の導入の繋ぎとして、紫帯のまま暫定的に東西線で使われていたことがありました。


1994(平成6)年には、8両編成で残されていた8101~8107Fが10両化されていたけど、05系もどきの中間車の入った編成として異彩を放っていました。


こちらは2003(平成15)年3月19日の押上延長及び東武線への直通運転の時に導入された08系の基礎となった車両でもあるし。


8000系のリニューアル化により、客用のドアが小窓から大窓に変更されているので、8110Fの入場によって小窓の8000系が電機子チョッパ制御と共に見納めとなります。


チョッパ制御車の中間車には、ステッカーが取り付けられているので、チョッパ制御車に乗ることの目印となっているのが嬉しいです。


この編成は、4月中に運用離脱される予定となっているけど、何時運用離脱されてもおかしくない状態なので、この時に乗ることが出来て良かったと思っています。


画像は渋谷駅で撮影。


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