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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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千葉ニュータウン鉄道の9018F

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こちらは、4月26日に、京成高砂駅で撮影した、千葉ニュータウン鉄道(旧、住宅・都市整備公団→都市基盤整備公団)の9000形9108F(旧、2000形2002F)による、ほくそう春まつりヘッドマーク付き列車です。


この時には、京急ブルースカイトレインの606Fによる京成高砂発三崎口行きの並びを撮影することが出来ました。


千葉ニュータウン鉄道の9000形は、1984(昭和59)年3月19日の小室~千葉ニュータウン中央間の開業の時に、住宅・都市整備公団(住都公団)によって導入された車両であり、当時は2000形で、6両編成2本(北総開発鉄道の7000形と共通運用)となっていました。


当時の北総・公団線は、松戸~千葉ニュータウン中央間での新京成電鉄線との相互直通運転が行われていたので、北初富~新鎌ヶ谷信号所(後の新鎌ヶ谷駅)間の連絡線を通っていました。


その連絡線には、踏切が1ヶ所あったけど、新京成線の北初富~初富間の高架化により、遺構が失われつつあります。


1991(平成3)年3月31日の京成高砂への延長及びそれに伴う京成線、都営浅草線、京急線との4社局との相互直通運転開始に伴い、北総7000形と共に8両化され、京急乗り入れの条件である先頭車の電動化も行われていました。


北総7000形は、1979(昭和54)年のデビュー当初は吊革のない電車となっていたし。


新京成線と北総線との直通運転は、京成高砂延長の後も継続され、7300形も使われていたけど、翌年の1992(平成4)年7月8日に、新京成線の新鎌ヶ谷駅の新設により廃止されていました。


当時は、北総7150形(京急旧1000形の初期形が譲り受けられていた車両)も2編成あったけど、新京成線の松戸まで乗り入れていなかったです。そのうちの1編成にカラードアが採用されていたことを覚えています。


かつて京成電鉄で、京急旧1000形のリース車が活躍していたこともあったけど、2編成のうちの1編成は、晩年青色塗装で千葉急行電鉄にもリースされていました。


千葉急行電鉄は、京成千原線の前身であり、1992(平成4)年4月1日に千葉中央~大森台間が、その3年後の1995(平成7)年4月1日(印西牧の原への延長開業と同じ日)に開業し、1998(平成10)年10月1日に京成電鉄に譲渡されて京成千原線となったのであります。


京成電鉄では、1992年から1995年まで、4年連続で4月1日にダイヤ改正が行われていたし。


京急線との直通運転が開始されてからは、当時2ドアクロスシートの快特で活躍していた京急2000形と重複していたので、1994(平成6)年に9000形に改番され、9008,9018Fを名乗るようになっていました。


京急2000形は、2011Fから始まっているけど、それでも公団2000形と被っていたので改番せざるを得なかったのは言うまでもないです。


公団2000形の千葉ニュータウン中央寄りの先頭車は、2101,2102号車だったので、1998(平成10)年3月に導入された京急2100形2101Fと被っていたところでした。


1995(平成7)年4月1日の印西牧の原への延長の時に導入されたCフライヤーが9100形となったのはその為だし。


住宅・都市整備公団の時代には、前面と側面にそのロゴマークがあったけど、1999(平成11)年10月に都市基盤整備公団に改組されてからは、前面の住都公団のロゴマークが撤去され、側面のロゴマークがUDCマークに変わっていました。


2004(平成16)年7月1日には、千葉ニュータウン鉄道に譲渡されてからは、北総鉄道の表示に変わっています。


一昨年3月には、千葉ニュータウン鉄道の9200形の導入により、9008Fが廃車となり、9000形がこの9018Fだけとなっています。


9000形には、新京成のSRアンテナが残されているので、2005(平成17)年に、新京成のN800形のN811Fが導入された時に、印旛車両基地からくぬぎ山車両基地までの牽引に9008Fが使われていました。


2000形から9000形への改番も、くぬぎ山車両工場で行われていたし。


千葉ニュータウン鉄道の車両のうち、黄緑色とオレンジ色の帯は、9000形だけであるけど、先月加入していたステーション♪の見習い乗務員であるほののんこと安田帆花氏とかなちゃこと山下花奈氏のメンバーカラーなので注目しています。前者は黄緑色、後者はオレンジ色だし。


北総9000形が北総春まつり号に使われたのは、2010(平成22)年と2013(平成25)年の2回であり、2010年は、京成上野→千葉ニュータウン中央間、2013年は京成成田→京成高砂→千葉ニュータウン中央間で運転されていました。


9200形の増備車である9202Fが何時入ってくるのか分からない状態であり、9018Fにとって最後のほくそう春まつりとなる確率が高いので、ほくそう春まつりヘッドマーク付きの9018Fを撮影することが出来て良かったと思っています。


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