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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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宮の坂駅前の緑色の電車2

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こちらは、5月19日に撮影した、東急世田谷線の宮の坂駅の隣にある宮坂区民センターで静態保存されている、緑色の旧型電車(87号車→元江ノ電601号車)の車内の様子で、床の板などが特徴となっています。


玉電→江ノ電で活躍していた頃は、前後の通り抜けの出来ない2両連結で、ドアが1両につき3箇所ありました。


江ノ電に来てからは、ステップが埋められていたけど、仕切りの壁のない運転台ということで、路面電車のテイストがあった頃の昔の江ノ電を彷彿とさせていました。


復刻赤電になった頃、今は亡き母方の祖母と一緒に乗りに行ったことを思い出しました。当時は現在福岡にいる妹も一緒だったし。


母親は鎌倉市(江ノ電沿線)出身なので、昔江ノ電によく乗っていたことがありました。


自分が鉄道を始めたのは、鎌倉の実家に行く時に乗った江ノ電や小田急線であり、江ノ電には色々な思い出があります。


自分は都電が原点というイメージが強いけど、江ノ電が原点なのであるし。


此ノ戸他ノ戸の表示は、扉の切り替えスイッチのことで、昔の表示であることが分かります。


東急世田谷線の無人駅(上町駅の三軒茶屋方面乗り場以外の途中駅)では、前と後ろの運転席側のドアから乗り、中間のドアから降りることになるけど、緑色の旧型電車が活躍していた頃は、中間の出口が1両につき2箇所ありました。


緑色の旧型電車は、レトロな雰囲気があったことで有名であり、老朽化していたことや、非冷房車だったことに加え、高床式でバリアフリーに対応していないこと、前後の通り抜けが出来ないことなどの理由により300系に置き換えられていたのであります。


80形の85号車は、保存前提により、東急車輛製造(現在の総合車両製作所横浜事業所)で保管されていたけど、残念なことに引き取り手が見つからずに解体されていました。


これにより、宮の坂にある玉電車両がデハ80形で唯一の保存車両となっています。


車内の立ち入りが自由だけど、世田谷区民の憩いの場所として、荒らしがないように大切に扱ってもらいたいと思っています。


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