こちらは、6月9日に乗った時に撮影した、都電荒川線の8505号車によるとあらん号の車内の様子です。
外装のラッピングだけでなく、車内にとあらんのステッカーが貼られているので、乗る楽しみもあります。
この車両の座席は、8503,8504号車と同様の1人掛けクロスシート(バス型シート)なので、座席の背面にとあらんステッカーが貼られているのが特徴であります。
1974(昭和49)年10月1日に、都電の27系統(三ノ輪橋~王子駅前(1972(昭和47)年11月11日までは赤羽まで出ていた)間)と、32系統(早稲田~荒川車庫前間)が統合されて都電荒川線になるまでの間は、荒川車庫前または王子駅前での乗り継ぎが必要となっていました。
現在は、大塚駅前、王子駅前、荒川車庫前、町屋駅前行きといった途中の電停(途中駅に相当)止まりの電車に間違って乗ってしまった場合は、乗り継ぎが効かずに別途運賃を取られるので注意が必要となります。
荒川車庫前~小台間では、6月13日に、三ノ輪橋方面の線路(B線)が本設化されて元の位置に戻されていたけど、切り替え前の仮線を通ったのは、このとあらん号が最後でした。
明後日から切り替えられる予定の鬼子母神前の切り替え前の乗り場から乗ったのもとあらん号が最後だったし。
このように、8505号車によるとあらん号に乗り、乗った人でないと分からない内装を見ることが出来て良かったです。