6月28日は、都電荒川線の東池袋四丁目電停で、全般検査から出場したばかりの7003号車による三ノ輪橋行きを撮影しました。
7003号車は、6月7日の都電のイベントで、全般検査入場シーンを見ることが出来たけど、検査出場したところを見て嬉しく思っています。
撮影した場所は、三ノ輪橋方面乗り場であり、その横には、地下鉄有楽町線の東池袋駅の入口が2ヶ所あります。
道路の反対側の早稲田方面乗り場側には、入口が1ヶ所となっているけど、その横には、都営バスの折り返し場がありました。
この折り返し場は、2008(平成20)年6月13日まで、都営バスの池86系統(池袋駅~渋谷駅間)が乗り入れていたけど、あの時は頻繁に出入りしていたことを覚えています。
1969(昭和44)年10月に廃止された都電17系統では、唯一池袋駅に乗り入れていた路線だけでなく、日ノ出町二丁目(現在の東池袋四丁目)での32系統(現在の荒川線)との平面交差、17系統専用の留置線(のちに都営バスの折り返し場として使われていた)があったことも特徴でありました。
この7003号車は、7057号車の時代の1968(昭和43)年10月から、翌年の1969(昭和44)年10月までの大塚電車営業所所属だった頃に、17系統として池袋駅に乗り入れていたこともあったし。
その17系統の路線から転換された池67→都02乙系統は、大塚自動車営業所(のちの大塚支所で、今年3月29日をもって廃止されている)所属だったけど、巣鴨自動車営業所を経て、小滝橋自動車営業所に移管されています。
都02乙系統の小滝橋車庫への出入は、上69系統の小滝橋車庫~春日駅前間で行われているし。
大塚支所の廃止に伴う車両の移動により、UD車のP代(2006(平成18)年度導入車であるスペースランナーRA、PKG-RA274KAN)の5台のうちの4台が、小滝橋入りしていたけど、巣鴨自動車営業所所属だったP524号車も小滝橋入りしていました。
P524号車は、池袋にキャンパスのある帝京平成大学(帝京大学グループ)のラッピングが施されており、都02乙系統に優先的に使われているので、都02乙系統と共に小滝橋に移動していたのであります。
そのラッピングは、都電の7018号車に施されている新デザインではなく、かつて7013号車や7019号車に施されていた、オレンジ系の旧ラッピングのままとなっているし。
5月7日に開設された新豊島区役所では、サンシャインシティと同様に、地下鉄有楽町線の東池袋駅と地下で結ばれているので、都電を降りた後、有楽町線の地下通路を通れば、雨の日でも傘をささずに行くことが出来ます。
検査出場したばかりの7003号車に乗った友人から聞いた話によると、乗り心地が良くなっています。
昨日(6月30日)をもって、7026号車が廃車となっていたけど、この7003号車は当分残ることになるし。
このように、東池袋四丁目で、検査出場したばかりの7003号車を撮影することが出来て良かったと思っています。