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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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サークルKマーク付きの東急5152F

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6月23日は、東急東横線と地下鉄副都心線の渋谷駅で、東急5050系の5152F(サークルKマークが付いた編成)による新宿三丁目行きを撮影しました。


こちらは、6月13日に、東武東上線の和光市~川越市間がT-DATC化されたことに伴い、ATC装置の取り付けが間に合わなかった5050系の8連の一部の編成に対して貼り付けられたものであり、取り付けが完了した編成で外されることになります。


サークルKマーク(コンビニとは無関係)は、東急田園都市線で、東武スカイツリーラインに乗り入れることの出来ない編成(8500系の8606Fと8642F、2000系、8590系)に貼り付けられていることで有名だけど、今回は、T-DATC取り付け完了までの暫定的なものとなっていると思われます。


副都心線、東急東横線から東武東上線への8連の乗り入れは、通常和光市~志木間に限られており、朝夕しかないので、編成数の多い東急5050系の8連(Y500系を含む)への取り付けが遅れていたのもそのはずであります。


東急5050系4000番台(10連)や、東京メトロ7000系と10000系に関しては、既にT-DATCの取り付けが完了しているし。


和光市~川越市間がT-DATC化されたことにより、元町・中華街~森林公園間が、地上信号機のないATC区間となったけど、西武池袋線の練馬~飯能間は、地上信号方式のATS区間のままとなっています。


東武東上線の川越市~小川町間が、1月31日にATC化されているので、東武車の代走の可能性のある東京メトロ7000系の10連と10000系、東急5050系4000番台が先にT-DATC装置が取り付けられていると思われます。


東武東上線では、今後、池袋~和光市間もT-DATC化されることになるし。


東急東横線のATC-P化は、1997(平成9)年3月25日の渋谷~菊名間から行われ、みなとみらい線開業前日の2004(平成16)年1月31日には、菊名~横浜間も、東白楽~横浜間の地下化と共にATC-P化されていました。


みなとみらい線は、当初からATC-Pとなっているし。


ATC-Pは、東急東横線、目黒線、大井町線、みなとみらい線に導入されているATCで、田園都市線とこどもの国線の新ATCと比べて改良されているけど、首都圏のJR線などに導入されているATS-Pと紛らわしい点があります。


東急線の路線で、ATC化されていない路線は、東急多摩川線、池上線、世田谷線(いずれも雪が谷検車区の系統)であり、東急多摩川線と池上線の所属車両のうち、1500番台を除いた1000系や7700系は、ATCが取り付けられていないので、長津田車両工場への出入場の時には、両端に事業用車である7500系(TOQi)が連結されることになります。


1977(昭和52)年4月7日に、新玉川線(現在の田園都市線の一部)が、渋谷~二子玉川園(現、二子玉川)間で開業していた当時、旧式のATC装置となっていました。当時8500系の運転台後部の窓が、国鉄→JR185系と同様に中央の扉部分しかなかったし。


1991(平成3)年には、田園都市線の二子玉川園~鷺沼~中央林間間が新ATCによりATC化され、渋谷~二子玉川園間も新ATCに更新されていました。


新ATCに更新されたことによって小型化され、8500系の運転台後部の助士側にも窓が取り付けられるようになっていたし。


新宿三丁目折り返しの列車は、日中1時間に2本であり、平日は15分と45分、土休日は14分と44分発であります。


サークルKマークは、6月8日から、初期型の5050系である5151,5152,5153,5154F、新5000系の5118,5119,5121,5122に取り付けられていたけど、そのうちの5121Fと5153Fに関しては、それが解除されていたのを確認したので、現在見られなくなっている可能性があります。


東急田園都市線では、5000系の18編成中の15編成(5104~5117Fと5120F)に、6ドア車が3両(4,5,8号車に)連結されているけど、田園都市線でのホームドア設置計画により、順次4ドア車に差し替えられる予定となっています。


新4ドア車を、東横線に入れて、6ドア車の導入によって捻出された中間車を田園都市線に戻す形で行われることが予想されているし。


東横線の5050系のうち、一部の中間車のみ種別が幕、行先がLED表示という編成もあるけど、こちらも6ドア車の置き換え用として、田園都市線に移されることが予想されています。


今年度は、東急電鉄での編成単位での新造車の導入予定がないので、8500系のほうは安泰となっています。


東横線の5000系のほうは、田園都市線に戻される予定は今のところない状態であるし。


5152Fは、5151,5153Fと共に、2004(平成16)年4月1日のデビューの時からある編成であり、種別表示を含めたフルカラーLEDが初めて採用されたグループであります。


2007(平成19)年までに導入された、5168F以前の編成は、8000系の置き換え用として導入された為に副都心線乗り入れ設備が省略されていたけど、2010(平成22)年以降に導入された5169F以降の編成からは、副都心線乗り入れ設備が追加され、5168F以前と5000系の5118,5119,5121,5122Fが副都心線乗り入れ仕様に改造されていました。


これらの新造車の導入は、10連の4000番台を含めて、副都心線直通に伴う増備のほか、それに対応していない9000系の置き換え用としての目的もありました。


9000系を大井町線に回し、捻出された8090系や8590系が置き換えられていたし。


このように、期間限定である東横線のサークルKマーク付きの5152Fを撮影することが出来て良かったです。






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