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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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東京総合車両センターのイベントでのE235系2

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こちらは、先週の土曜日(8月22日)に、東京総合車両センター(旧、大井工場)で行われた、夏休みフェア2015で展示されていた、山手線でデビューする予定の新型車両であるE235系の10号車であるサハE235-4620号車です。


この車両は、2011(平成23)年から、山手線で活躍していたトウ520編成の6ドア車の置き換え用として10号車に連結されていたもので、昨年トウ520編成の中央・総武緩行線(三鷹車両センター)への転属により、サハE231-4620号車から、サハE235-4620号車に編入改造されていました。


E235系は側面の黄緑色の帯が廃止され、ドアの部分の黄緑色の塗装に変更されているので、10号車に、帯が剥がされた跡があります。


完全新製車と編入車の違いを見分ける方法は、番号だけでなく、屋根の形状が異なることであります。


10号車の特徴としては、田端~田町間で、京浜東北線のE233系が山手線の線路を走ることもあるので、ホームドアの位置をE233系の先頭車に合わせる為に、その部分に相当する場所が2枚窓となっています。


2010(平成22)年から2011(平成23)年に掛けて行われていた、山手線の6ドア車の4ドア車への差し換えの時に、7号車が通常のE231系仕様、10号車が、このような他形式への編入を見据えた仕様で製造されていたのはそのはずでありました。


中央・総武緩行線は、10両編成なので、10号車だけをE235系に回し、残りの10両をミツA520編成として転用させたということで容易な転用計画となっています。


捻出されたE231系0番台の3編成(ミツB20,21,22)編成は、上野東京ラインの開業に伴う増発用として常磐快速線(品川、上野~取手間)・成田線我孫子支線(我孫子~成田間)用に転用されたけど、6ドア車が珍しく東京総合車両センターで解体されていました。


JR東日本で廃車となった在来線車両の解体作業は、長野総合車両センター(旧、長野工場)、郡山総合車両センター(旧、郡山工場)、秋田総合車両センター(旧、土崎工場)で行われているのでそのはずであります。


以前は大宮工場(現、大宮総合車両センター)付近の鉄道博物館のある場所、鎌倉総合車両センター深沢地区(旧、大船工場、2006(平成18)年3月に廃止)、下新田の留置線(群馬県桐生市)でも解体作業が行われていました。


長野総合車両センターは、信越本線(現、しなの鉄道しなの北線)の長野~北長野間に加え、北陸新幹線の長野~飯山間からも見えるようになっています。


山手線では、E231系が当たり前となっているけど、10号車に乗れば、E235系に先行的に乗ったような気分を味わうことが出来るし。


山手線でE235系がデビューしたら、是非乗ってみたいと思っています。






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