こちらは、9月6日に、京阪の淀屋橋駅で撮影した、京阪8000系の8007Fによる京阪特急65周年記念のヘッドマーク(副標)付きの特急出町柳行きです。
京阪特急は、淀屋橋駅を出た後、北浜、天満橋、京橋、枚方市、樟葉、中書島、丹波橋、七条、祇園四条、三条駅に停車し、出町柳へと向かうことになるけど、かつては、京橋駅(大阪府)と七条駅(京都府)の
間がノンストップとなっていました。
このようなノンストップ運転は、春秋の行楽シーズンにこの8000系で運転される洛楽号でしか体験することが出来なくなっています。
8007Fは、1992(平成4)年に7連でデビューし、1998(平成10)年に2階建て車両が増結されて8連となっています。
8008Fは、2008(平成20)年に最初に新塗装化された編成であり、車体更新は別に行われていました。
初期に塗装変更された8006,8008,8009Fは、座席のモケットが変更されていたし。
8007Fは、2010(平成22)年に、8001,8004,8010Fと共にリニューアル化と同時に塗装変更されていました。
5号車の京都出町柳寄りには、テレビがあったことで有名だけど、2009(平成21)年3月までは、その横にカード式の電話が付いていたし。
撤去された理由は、携帯電話の普及だけでなく、movaの停波の影響もあります。
テレビは地上波デジタル放送に対応化されていたけど、地下トンネル区間で対応出来ずにアナログ放送のままとなっていたことがネックとなっていたことにより、リニューアルを期に撤去されていました。
こちらはやはり、ワンセグの普及の影響によるものだけど、実際に放送された時は、NHK(民放の阪神戦も放送されていた時もあり)に固定されていたし。
テレビカー自体は、一昨年3月末に、旧3000系と共に全廃されていました。
富山地方鉄道に譲渡された元京阪旧3000系→10030形の10033F(旧京阪3018F)の復刻テレビカー(元京阪の2階建て車両連結)には、SHARPのAQUOSのテレビが取り付けられています。
北陸新幹線の開業により、東京から富山まで乗り換えなし(最短2時間8分)で行けるようになったのはいいけど、中京、関西方面からは、富山への直通がなくなり、金沢で乗り換えなければならなくなったという改悪状態となっています。特に、金沢~富山間で新幹線を使えば割高となってしまうし。
中京、関西方面と北陸の間は高速バスに客足を奪われてしまったことも言うまでもないです。
京阪特急65周年のヘッドマーク(副標)は、18日まで取り付けられる予定となっているので、この時に撮影することが出来て良かったと思っています。
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