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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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京王バス東の夜行新車(いすゞガーラ)

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10月29日は、池袋駅東口の高速バス乗り場で、京王バス東の夜行高速バス用の新車であるいすゞガーラHD(QTG-RU1ASCJ)のX81552(世田谷200か・・44)号車による大阪梅田行きを初めて撮影しました。


先月(10月)27日の池袋発、翌28日の大阪発までは、2003(平成15)年式の三菱ふそうのエアロクィーンⅠ(先代エアロクィーン)のスーパーハイデッカー(SHD)車であるX50357,50358,30369号車(KL-MS86MP)が使われていたけど、やはり京王バスの使用年数である12~13年経ったことにより代替の時期を迎えていたので、10月28日の新宿発神戸(三ノ宮)経由姫路行きの神戸姫路線、10月29日の池袋発大阪梅田行きの大阪線を皮切りに、いすゞガーラのハイデッカー(HD)車のX81551,81552,81553号車に置き換えられていたのであります。


京王電鉄バスグループの高速バス用車両は、前身の京王帝都電鉄→京王電鉄のバス事業の時代から、三菱ふそう車(三菱自動車工業のふそう部門→三菱ふそうトラック・バス、5から始まる番号)と、日野車(日野自動車、6から始まる番号)が導入されていたけど、どちらも観光バスタイプの車両の増産により追い付かない為に、いすゞ自動車首都圏(旧、東京いすゞ自動車、本社は江東区新木場にある)からの導入となり、京王バスグループの高速バス車両初のいすゞ車(8から始まる番号)が実現していたのであります。


京王自動車(京王グループのタクシーや観光バスの運行会社)では、初代のLV系の時代からいすゞガーラの導入実績があるので、京王グループのいすゞガーラの導入は、それに続くものとなっているし。


いすゞガーラは、今から10年前の2005(平成17)年8月のモデルチェンジにより、日野セレガと同型となったことでメンテナンスしやすいことから、京王バスの夜行高速バスにいすゞガーラが導入された決め手ともなっていました。


京王電鉄バスグループのいすゞ車は、京王帝都電鉄の時代から路線バスで導入されているけど、一昨年にいすゞ車と縁が無かった京王バス東の永福町営業所にエルガハイブリッドが入ったことで、いすゞ車が23区の営業所にも進出していたので、西武バスのいすゞ車が、最初新座営業所以外の埼玉県の営業所限定だったのが、都内や新座営業所にも進出していたことに似ています。


西武バスの高速バス車両は、かつて路線バス車両と同様に日産ディーゼル(現、UDトラックス)車が当たり前となっていたけど、現在はいすゞガーラが主力となり、三菱ふそうのエアロエースもある状態となっているし。


ナンバーは、81551号車は、世田谷200か・・43


81552号車は、世田谷200か・・44


81553号車は、世田谷200か・・45と、今年6月に同じ世田谷営業所に導入された昼行用の日野セレガ(60501~60506号車)に続く世田谷ナンバーの新車となっています。


81551号車は、551と表示されているので、大阪の有名な肉まんの店である551蓬莱を思い出します。ちょうど、大阪に行くバスでもあるし。


世田谷営業所(京王線の上北沢、八幡山駅付近)の近くには、いすゞ自動車首都圏の世田谷営業所(2t級の小型トラックであるエルフ等を扱う整備工場)があるので、このことの縁もあります。


共同運行バス会社である神姫バス(プリンセスロード、兵庫県姫路市に本社のあるひっぐ~氏の好きなバス会社)は、三菱ふそう車(エアロクィーン)が、阪急観光バスは、京都、大阪~福岡間のムーンライト号と共通の日野セレガHDが使われているので、大阪線では、阪急観光バスと足並みが揃えられたことになります。


大阪線が親会社の阪急バスで運転されていた頃は、三菱ふそうエアロクィーン(シートヒーター付き)が使われていたけど、一昨年2月11日から12日に掛けて、関西遠征の帰りに大阪梅田から新宿まで乗った時には、阪急バスの時代としては最初で最後の乗車となっていたし。


新型のガーラHDは、車内の様子は分からないけど、3列シートで中央部の階段下にトイレのあるタイプであり、コンセントや仕切りカーテン付きによりグレードアップされています。


日野セレガといすゞガーラのスーパーハイデッカー(SHD)車は、三菱ふそうエアロクィーンのSHD車とは異なり、クーラーが天井にあることで高さ制限をクリア出来ないことにより、大阪梅田の阪急三番街高速バスターミナルに乗り入れることが出来ないので、阪急観光バスの日野セレガと同様に、ハイデッカー(HD)車での導入となったのであります。


京成バスの千葉、東京、横浜~大阪、神戸線に入った三菱ふそうエアロクィーンの新車は、阪急バスが撤退し、京成バスによる単独運行となった今でも阪急三番街バスターミナルに乗り入れているので、SHD車となっているし。


見た目は、前面のブラックフェイスの部分にKEIOのロゴマークがでっかく表示されている日野セレガと同様であるけど、後部の部分の電子制御サスペンションと衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)のステッカーの部分で見分けることが出来ます。


京王バス南では、南大沢営業所に、日野セレガが2台(61507、八王子200か19-57号車と、61508、八王子200か19-60号車)が導入されていたので、京王電鉄バスグループの高速バスを受け持つ全ての営業所にセレガーラが配置されたことになります。


京王電鉄バスの高速バスセンター (永福町)には、今のところセレガーラがないけど、隣接する京王バス東の永福町営業所に諏訪・岡谷線用の61410~61412号車(練馬ナンバーのセレガーラ)があるので、カウントしてあります。


京王バスのいすゞガーラにはいつか乗ってみたいと思っています。


このように、池袋乗り入れ初日を迎えた京王バスのいすゞガーラを撮影することが出来て良かったです。西武百貨店の池袋本店のSEIBUのロゴマークとの組み合わせは、池袋らしさを感じます。


こちらには、1969(昭和44)年10月25日まで、都電の17系統が乗り入れていたこともありました。






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