一昨日(12月23日)は、王子駅前から、荒川車庫前まで、9001号車による都電クリスマス号に乗りました。
こちらは、三ノ輪橋からの王子駅前行きとして到着し、 王子駅前から折り返しの荒川車庫前行きの入庫列車(途中、栄町、梶原の両電停に停車)となっていたので、空いている状態でクリスマス号に乗ることが出来ました。
都電荒川線で、途中の折り返しの出来る電停は、大塚駅前、王子駅前、荒川車庫前、町屋駅前の各電停であり、王子駅前電停では、両方向での折り返しが可能となっているけど、早稲田方面からの折り返しは定期的に行われておらず、三ノ輪橋方面からの折り返しとなっています。
折り返しは、本線上で行われる為に速やかに行う必要があるけど、このことで、京王線の調布駅が2012(平成24)年8月19日に地下化される前に、調布折り返しの電車が本線上で折り返していたことを思い出しました。
現在京王線の調布駅は、2層式の地下駅の為に直接折り返しが不可能なので、つつじヶ丘駅での折り返しとなっているし。
1両編成でワンマン運転の都電なら、折り返しが容易に出来るのに対し、京王線のような長編成の場合は、折り返しに苦労していました。
1993(平成5)年に導入された熊本市電の8800形101号車は、通常の営業運転にも使えるレトロ電車として話題であるけど、それがヒントとなって都電荒川線に9000形が導入されたきっかけとなったのであります。
こちらは、都電の車両と同じアルナ工機(現、アルナ車両)製で、都電の8504号車と8505号車と同期であり、都電9000形と同様の二重屋根となっているし。
熊本市電の101号車は、来年1月31日までの予定でイルミネーション電車として運転されています。