続いては、先月29日に、小島新田駅で撮影した、京急大師線の1500形1513Fと1501Fによる干支ヘッドマーク付き電車です。
小島新田駅は、1面2線の島式ホームの駅で、2010(H22)年3月14日に移設されるまでの間は、1面1線となっていました。
移設後の同年6月28日をもって、旧1000形がラストランを迎えていたので、現在の小島新田駅と旧1000形の組み合わせが、3ヶ月間の短命となっていたし。
この時間帯には、2番線発着となっていたので、2番線側から撮影することが出来て良かったと思っています。
周辺には、川崎貨物駅があり、神奈川臨海鉄道のディーゼル機関車の入れ替え風景などを見ることが出来ます。
この川崎貨物駅は、東海道線の貨物支線(東海道貨物線)と神奈川臨海鉄道の浮島線、千鳥線、水江線が発着している貨物専用駅で、JR貨物の川崎車両所(貨車の整備工場)も併設されています。
梶ヶ谷貨物ターミナルと神奈川臨海鉄道浮島線の末広町(川崎市川崎区浮島町)を結ぶゴミコンテナ列車であるクリーンかわさき号もここを通って行くことになるけど、浮島線の末広町から最終処理場まで、トラックで輸送されているし。
神奈川臨海鉄道浮島線の浮島町駅付近には、東燃ゼネラル石油(エッソ、モービル、ゼネラルブランド)の川崎工場があり、石油貨物列車も運転されています。
神奈川臨海鉄道の路線には、川崎貨物駅発着の3路線のほか、根岸駅と本牧埠頭を結ぶ本牧線(コンテナ輸送専用線)もあります。
浮島方面へのバス(京急グループの川崎鶴見臨港バスによる運行)は、産業道路駅前から出ているので、京急大師線が浮島方面の工場への通勤輸送にも使われています。
京急大師線では、小島新田駅を除いて地下化される計画があり、産業道路駅及びその駅名の由来である産業道路との交差地点を含めた区間(東門前~小島新田間)で、先行的に地下化工事が行われています。
1997(H9)年3月まで、鈴木町にある味の素への工場(川崎事業所)貨物輸送が行われ、鈴木町駅から味の素の工場、小島新田駅手前から川崎貨物駅への引き込み線、3線軌条区間もありました。
今回も、小島新田駅でヘッドマーク付き電車を撮影することが出来て良かったと思っています。