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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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京王の高尾山ラッピングバス

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2月20日は、高尾山口駅前から、京王八王子バスターミナルまで、京王バス南(南大沢営業所寺田支所)の三菱ふそうエアロミディSであるT30809(八王子200か12-17)号車、PDG-AJ820NAN、高尾山のラッピング車両による山01系統に乗りました。


この路線は、10月27日の京王高尾山温泉/極楽湯のオープンに合わせて開設された路線であり、京王八王子バスターミナルから、国道20号線(甲州街道)を通る為に、JR中央線の八王子、西八王子、高尾の各駅を通ることになります。


こちらは、八王子から高尾山口まで、八王子駅と相模湖駅を大垂水峠経由で結ぶ神奈川中央交通(神奈中バス、小田急グループのバス会社)の相模原営業所三ヶ木操車所(営業所記号は、つ)による八07系統と同じルートとなっているけど、八07系統は、唯一八王子に乗り入れる神奈中バスの路線であることに加え、1日の運転本数が平日は2往復、土曜・休日は3往復しかない希少価値のある路線となっています。


時刻は、八王子駅北口 9時47分,12時50分,17時15分発。


相模湖駅 8時39分,11時45分発,16時08分発で、相模湖 16時15分発と八王子 17時15分は土曜・休日のみとなっています。


平日は最終の1往復が高尾山口~相模湖駅間の湖29系統となるし。


1991(平成3)年までは、京王帝都電鉄(現、京王電鉄バス)の八王子営業所による山31系統(高尾山口駅~大垂水峠~相模湖駅間)が運転されていたこともありました。


相模湖と言えば、富士急ハイランドと同様の富士急グループのリゾート施設であるさがみ湖リゾートプレジャーフォレスト(旧、相模湖ピクニックランド)があり、イルミネーションが名物となっています。


今日(2月29日)は、4年に1度の富士急の日であり、富士急ハイランドで入園無料となるなど、富士急グループのリゾート施設での特典があります。


相模湖ピクニックランド(後のさがみ湖ピクニックランド)は、2006(平成18)年に富士急行に買収されて、富士急グループのリゾート施設となり、2008(平成20)年に7月10日にさがみ湖リゾートプレジャーフォレストとなったのであります。


京王バス山01系統の時刻


京王八王子バスターミナル発 平日 9時10分,10時50分,12時30分,14時10分,15時50分,17時30分発


土休日 9時10分,10時50分,12時28分,14時10分,15時50分,17時30分発


高尾山口駅発 平日 9時55分,11時35分,13時15分,14時55分,16時35分発


土休日 9時55分,11時35分,13時15分,14時55分,16時55分発


その他、山02系統(高尾駅北口~高尾山口駅間)、山03系統(小仏→高尾山口間、土曜・休日の高尾山口行きの4本のみ運転)もあり、小仏発高尾山口行きの山03系統に関しては、小仏から高尾山温泉または京王高尾線の始発駅である高尾山口駅へと送り込む役割があります。


山03系統の小仏発の時刻 13時10分,14時10分,15時10分,16時10分発


小仏へは、高01系統(高尾駅北口~小仏間)で送り込まれることになるし。


この時に乗った、京王バス南の南大沢営業所寺田支所所属の三菱ふそうエアロミディSであるT30809(八王子200か12-17)号車、PDG-AJ820NANは、T30808(八王子200か12-16)号車と同様に2008(平成20)年に導入された車両であり、高尾山温泉のオープンに合わせて開設された、高尾山口発着のバス路線の専用車として改装されていました。


これらの車両は、外装が高尾梅林の梅がイメージされたピンクの梅色に天狗、梅林、紅葉などのイラスト、内装は木目調の天井、新緑がイメージされた座席となっており、降車ボタンに天狗のイラストが描かれていて、それを押すとほら貝の音がするというこだわり仕様のバスであることが分かります。


三菱ふそうのエアロミディSは、2008(平成20)年から2010(平成22)年に掛けて製造された日産ディーゼル工業(現、UDトラックス)のスペースランナーJP(中型バス)のOEM供給車であり、ステアリングのホーン部分にNISSAN DIESELの表示の代わりに三菱マークが描かれています。


エンジンは、三菱ふそうの6M60系(240PS)となっているので、西工製の三菱ふそう車というイメージが強いです。


リアのナンバープレートは、純正車体のエアロミディMKと同様に右側にあるけど、現在のいすゞや日野の路線バスと同様にかつての日野レインボーRJ/RR系やブルーリボンRU60/63形(どちらも京王にもあった)を彷彿とさせる2つの丸形のランプとなっているのが特徴であります。


2007(平成19)年8月に三菱ふそう純正車体のエアロミディMKが一旦製造が打ち切られ、2011(平成23)年12月に復活していたので、エアロミディSは、その繋ぎとなったモデルとも言えます。


京王電鉄バスグループのエアロミディSは、全て京王バス南所属であり、寺田支所のほか、南大沢営業所、 多摩営業所にもあります。


高尾山のラッピング車両は、2台共に南大沢営業所から持ってきたものであるし。


前述の神奈川中央交通(神奈中)バスは、子会社である神奈川三菱ふそう販売(本社は横浜市鶴見区にある)との絡みにより三菱ふそう車が大部分を占めています。


神奈中バスのうち、東京都にある営業所は、多摩営業所(八王子市南大沢、営業所記号は、た)と町田営業所(町田市野津田町、営業所記号は、ま)の2ヶ所(前者は八王子ナンバー、後者は多摩ナンバー)であり、他は全て神奈川県にあります。


京王電鉄バスの八王子営業所の車両で、現在でも日野車が多いのは、営業エリア内に日野自動車の本社、工場がある絡みであります。


1930(昭和5)年3月29日から1939(昭和14)年までの間、武蔵中央電気鉄道という路面電車の高尾橋電停が高尾山口駅付近にあり、八王子駅前と高尾橋の間が結ばれていました。


この路線は、横山町と東八王子駅前(現在の京王八王子駅)を結ぶ支線もあり、横山駅前で、京王御陵線に乗り換えることが可能となっていたし。


当時は高尾駅が浅川駅と呼ばれていたので、浅川駅前と呼ばれていました。


1938(昭和13)年6月1日には、八王子駅前~横山車庫前間と、東八王子駅前~横山町間が廃止され、横山車庫前~高尾橋間が京王電気軌道の路線(京王八王子線、後の京王高尾線)となり、翌年の1939(昭和14)年6月30日に休止され、同年12月1日に廃止されていました。


西八王子駅は、1939(昭和14)年4月1日に開業した駅であり、その周辺に千人町電停がありました。


山01系統のバスは、武蔵中央電気鉄道の路面電車と同じルートを通っているのが特徴であります。


京王八王子~高尾山口間の運賃は360円(後ろ乗り前降り)で、ICカードの支払いも可能であるし。


このように、高尾山に行った後、話題づくりにより、高尾山ラッピングのバスに乗ることが出来て良かったです。






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