6月9日は、押上(スカイツリー前)から二子玉川まで、東急8500系の8606F(最後の方向幕車)による中央林間行きに乗りました。
この日は、31Kの終日運用で、東急田園都市線開業50周年記念ヘッドマークが付いていました。
東急田園都市線が最初に開業したのは、1966(昭和41)年4月1日の溝の口~長津田間で、開業当初は大井町~長津田間を4両編成(日中は鷺沼~長津田間で2両編成)の電車が行き来していました。
現在は渋谷経由で地下鉄半蔵門線や東武スカイツリーラインとも結ばれ、10両編成の電車が頻繁に行き交うようになっているので、開業当初と比べると想像出来ない状態となっています。
田園都市線の開業当初の長津田駅は、1面1線だったのでそのはずでありました。
田園都市線の列車で方向幕なのは、8590系(8694Fと8695F)、8500系の8606Fの3編成であり、2003(平成15)年3月19日の半蔵門線の押上延長の時に交換された新幕であります。
31Kは、日中の準急の運用に入っていたので、緑色の準急表示も見られていました。
田園都市線の準急は、渋谷~二子玉川間(かつての新玉川線区間)が各停で、二子玉川~中央林間間が土休日の急行と同じ停車駅(平日も南町田駅に停車)であり、かつての快速の流れが組まれています。
快速が運転されていた時はオレンジ色の幕でした。
田園都市線では、来年度から新5000系に替わる新型車両が導入される予定であり、8500系の置き換えが再開されることになるけど、8606Fの動向が気になっています。
8606Fは、1975(昭和50)年に製造されて以来41年経っており、東武線に乗り入れることの出来ないサークルK編成であるのでそのはずであるし。
東武線に乗り入れることの出来ないサークルK編成は、8500系の8606Fと8642F(試作VVVF車も連結されている)、2000系(2101~2103Fの全て)、8590系(8694,8695F)であり、土休日は31K(終日運用)にしか使われていないです。
東武線に乗り入れないK運用(31K以降)でも、サークルK編成が入るとは限らないので注意が必要であるし。